【OOSHITA’s BLOG】

続きまして、LDKのもう一つの窓に付けたブラインドについて。

こちらはまず先に写真から見せちゃいます。
どうぞ!

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ご覧の通り、バーティカルではなくホリゾンタル(水平)な、昔からよくある形のブラインド。
板(スラットと言うらしい)の色は白です。
朝になると、その白いブラインドに庭木の影が美しく映って…

と言いたいところですがそうではなく、この木陰は最初からブラインドに描かれている絵柄なんです。
注目すればすぐに柄だと分かりますが、初めて来たお客さんなどは、しばらく気づかないこともよくあります。

本物のシルエットだと思っていたお客さんが途中で気づく瞬間がたまりません(笑)

前の記事で書いた「新しいエッセンス」を取り入れたブラインド。
それがこのニチベイのブラインド「クオラ50 デザインタイプ」でした。

これも打ち合わせで桐山さんが

「好みが分かれるかもしれませんが、こういうのもアリかと…」

と言って持ってきた物。

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(ニチベイHPより)

初めてカタログを見せられた時は、良いも悪いもなく

「なにこれ!?」

少なくとも私たちは、それまでこんなもの見たことがありませんでした。
そもそも柄入りのブラインドにお目にかかったことがなかったので、なかなかの衝撃度。

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これがもっとうるさい色柄だったり、
同じ木陰でもマンガチックな図柄だったら、
私たちはカタログを一目見て却下したでしょう。

が、
ご覧のとおりシンプルで爽やか、しかもけっこうリアルタッチなのが良い。

ブラインドに絵を描いちゃおうという発想も、この図柄自体も、私は気に入ってしまいました。

もっとも、こういう物はカタログだけで判断するのは危険。
カタログではオシャレに見えても、実物は極めてチャチなものかもしれない。
よし、クオラの実物を見に行こう!

というわけで、カーテン屋さんで打ち合わせを行うべく、北方町にある「インテリアメイク グレイス」へ。
ここはカーテンをはじめとしたインテリアコーディネート全般を扱う、女性スタッフばかりの会社です。
すでに森住建側から話は通じていたので、電話でアポを取り、美人女性社長と打ち合わせしました。

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ここで、クオラの実物が見れれば…

という目論見でしたが、この目論見は半分成功、半分失敗。

というのは、
店内にクオラは掛かっていてたのですが、柄がちょっと違ったのです。

クオラのデザインタイプは大まかに3種類あって、

・モノクロで木や動物の影を表した物「シルエット」

・緑色で木そのものを描いた「グリーングリーン」

・青色で水を描いた「ブルーアース」

この3種の中に、またそれぞれ数種類の絵柄があります。
我が家のお目当ては「シルエット」だったわけですが、この時店内に掛かっていたのは「グリーングリーン」と「ブルーアース」。

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見てみると、どちらも爽やかで素敵でした。
ブルーアースのほうは我が家の内装には合わないと思いましたが、グリーングリーンのほうは「コレも彩りがあって良いんじゃない?」というのが私の感想。

ですからしばらくこのグリーングリーンとシルエットの間で悩むことになりました。

(つづく)