【OOSHITA’s BLOG】

新年明けましておめでとうございます。

今年もゆっくりとではありますが、誰かに読んでもらえていると感じられる限りは、時間を見つけて更新していければと思います。

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さて、

前々回までの記事で書いた外壁の話で、我が家の外壁が「貼る一番 スタイリッシュライン柄 グラングレー」という金属サイディングに決まったことを書きました。

ただ、実はまだ、外壁材の話は終わりじゃないのです。

その理由は、我が家の外観デザインにあります。

我が家の外壁は、

道路側から見える部分と見えない部分とで、外壁の仕上げをスッパリ分けているんです。

つまり、いわば二重人格。
表の顔と裏の顔を作ったのです。

先日の記事で書いた「貼る一番」は、我が家にとっては裏の顔。
あまり見えない部分にだけ採用した外壁材だったというわけです。

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では、
まさに我が家の顔になる表側はどんな仕上げなのかというと…

ジョリパットの吹き付けです!

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正直、ジョリパットに関しては私もあまり勉強していないので偉そうに書けないのですが、

要するにアイカ工業の塗り壁塗料で、バリエーションの多さや耐久性に定評のある人気商品!みたいなイメージでいいんじゃないでしょうか。

屋外にも屋内にも使えるということですが、特に屋外に使った際の耐久性に定評があるようです。

(※ ただし耐久性=美観の維持、ではない模様。紫外線や雨に強いが、色褪せしないのか?汚れが付かないのか?ということになると、それはまた別だそうです。
ウチはまださすがに綺麗なままですが、10年、20年と風雨に晒されれば、当然美観維持のための補修などは考えなければならないと思います。
採用する際は、その辺を理解した上で採用しましょう。)

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このジョリパットの採用については、正直、全然悩みませんでした。
というのも、「限定ALIVIOの顔は塗り壁」というのは、いちばん最初の段階から決まっていたからです。

塗り壁を強く推していたのは桐山さん。
耐久性と独特の質感、そしてサイディング等と違って継ぎ目のない仕上がりができるということで、初期段階から

「コッチ側は塗り壁にしましょう!」

とグイグイ来ていました。

私たちは桐山さんほど明確にイメージできませんでしたから、「まあ桐山さんが良いって言うんだから、良い物なんだろう」くらいな感じ。
桐山さんが作り上げた外観イメージを信じ、あっさりと採用を決めたのです。

「だったら、いっそ全面塗り壁にすればいいやん。
そうすれば、外壁材について悩む必要なかったやん!」

っていう声も聞こえてきそう。ごもっともです。
でも、そこは単純に費用の問題ですね。

塗り壁はどうしても少々値が張るので、全面塗り壁なんてしたら値段がつり上がってしまい、私たちには手が出なくなります。

森住建としても、高い家を建てたいわけではありません。
しかし、モデルハウスとしては、表の顔をオシャレな塗り壁にしたい!
継ぎ目のない、滑らかな表情を見せたい!

そんな事情を考え合わせた結果、最初から表の顔と裏の顔を分け、表の顔だけを塗り壁としてくれたのだと思います。

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こうして、我が家は2種類の外壁で構成されることになりました。

そうなると、いよいよ決めなければならないことがありました。
それは外壁にとって極めて重要な要素、「色」 です。

我が家(限定ALIVIO)はもともと、ブラックの外壁をイメージしてデザインされたものです。
ですからジョリパットの色も暫定的にブラックとしていたのですが…

私たちとしては、黒い家を建てることについて、それなりの迷いがありました。
(過去記事「黒い家」参照)

しかし結局、
周囲との位置関係などを考慮した上で、「裏の顔」部分に採用したのは、黒に近い「グラングレー」という色。

これで我が家の外壁の半分以上がグラングレーとなることが決まり、

それと連動して、「表の顔」であるジョリパッドの色も決断に至ったのです。

「やっぱり、黒でいこう。」