【OOSHITA’s BLOG】

前回の記事ではテレビ背面のエコカラットについてご紹介させてもらいました。
今回は、その上下に作ってもらったテレビボードについて。

アパートでは、ニトリで買ったローボードの上にテレビを置いていました。

それはそれで良かったのですが、そのローボードは明らかにコーナー用、つまり部屋の角に斜めに置くための、三角形のものでした。

新居ではテレビを斜め置きするつもりはありませんでしたから、このローボードはもうリサイクルショップ行き決定!
今までありがとう!

というわけで、我が家ではテレビボードも造作してもらうことになりました。

工務店での新築は、造作をお願いしやすいのが嬉しいですね。

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その形状や素材は、ほとんど森住建さんにお任せでした。
形が出来上がってから設計図を見せていただき、ローボードの高さを少し追加してもらった程度。

素材や色に至っては、でき始めてから初めて

「おおっこんな風なんや!」

という感じでした。
無関心だったわけではありませんよ。
お任せしておけば問題ないだろうという、信頼感ってやつです。

さて、
そのテレビ周りのデザインは、

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ざっくりな図ですがこんな感じ。

テレビを置くローボードの中央には引出し収納、両サイドには扉式の収納を作り、中は上下2段に分けます。

HDDレコーダは、中央引出し部分の上段に収納する計画。
ですから当時ウチで使っていた古くて分厚いHDDレコーダを収納できるよう、当初の設計よりも少し高さを追加して作ってもらいました。

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作り付けローボードの場合、吊り戸棚のように下を浮かし、床が見えるようにすることも出来ると思いますが、ウチは普通に床付けにしてもらいました。

確かに、浮かせれば床を広く見せられると思います。
でもその反面、ローボードとテレビ自体が浮き上がるわけなので、人間の目線からすると却って圧迫感が増すんじゃないのかなぁ…と思ったのが理由の一つ。

それに、ウチはテレビボードより先にソファが決まっていました。
そのソファに座ってテレビを見ようと思うと、テレビの位置は低めの方がいいのです。

ついでに言うと、そもそもウチのLDKは「スッキリ、軽やか」というよりは「シックで落ち着いた」感じを狙っていたので、床付けのほうが合っているような気がしました。

そんなわけで、ローボードは最初の提案どおり、スタンダードな床付けの形に。

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一方、頭上はというと?

まずテレビの右上には、吊り戸棚。
これも中は上下2段に分けます。
さほど使用頻度の高くないセルDVDなどは、ここに入れるつもり。

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そして左上には、エアコンがつくことが決まっていました。

エアコンというのはとにかく機能重視の機械ですから、カッコいいものではありません。
カッコよさを求めるべきものではない、というのが正しいかも。

しかし、

我が家は新商品ALIVIOのモデルハウス第1号。
見た目は大事です。

そこで、桐山さんたちのほうから提案がありました。

「エアコンカバーを作って、エアコン本体が目だたないようにしましょう」

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つまり、エアコンをむき出しにせず、空気の流れをなるべく遮断しない程度の格子で隠そうというわけです。
このへんは長期モデルハウスにする家特有の提案かな、と。

でも嬉しい提案でした。

こうして出来上がったテレビ周りが、これです。

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ソファの向きがおかしいのは気にしないで下さい(笑)

テレビ下のローボード、上の吊り戸棚、エアコンカバーともに、少し赤みがかった木の色が好きです。
ソファやセンターテーブルの色とも、エコカラットともよく調和しているんじゃないかと思います。

ローボード中央引出しにはHDDレコーダ、左右の扉にはDVD類を収納。
けっこう入ります。

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ひとつだけシマッタ!と思ったのは、ここにDVD類を収納することを予めちゃんと伝えていなかったことかな。

というのは、縦125mmのCDケースを立てて入れようと思うと、わずかに高さが足りなかったのです。
設計図段階でサイズチェックもさせてもらったのに…しまった。

入れたい物が決まっているなら、作る前にサイズチェックを怠っちゃダメということですね。

まぁここはプラスチックのCDケースから出してソフトケースに入れ替えると収納できたので、とりあえずそれで解決しました。

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上の吊り戸棚の方は、予定どおり主にセルDVD等を収納。

高さも奥行きもあるので、けっこう大量に持っている映画DVDがスッキリと入りました。

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エアコンカバーの方も自然な仕上がりになりました。

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実はこのエアコンカバー、
今ではウチに来るお客さんの食いつきポイントの一つになっています。

だいたいの人はLDKに入ってしばらくしてから

「あ、エアコンにカバーしてる!」

と気づいてくれるのです。

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機能面を殺すわけにはいかないですから、完全にエアコンの姿を隠すことはできません。
が、それでも印象的にはかなり違いますよ、これは!

あとはエアコン自体の色が黒とか、暗めの木目調とかのがあれば、もっと存在感を消せたのに….

と思って「エアコン 木目」でググったら、30年前に作られたようなレトロなエアコン画像ばかり出てきました。
うーん、これはちょっと…な。
白でいいかも。

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長々と語っちゃいました。

これが我が家のテレビ周りです。
好き嫌いあるかもしれませんが、私たちの好みにはピッタリ、かつ機能的なものにしていただけました。

そしてやはり、作り付けはスッキリ収まっていて気持ちがいい!

ベンチ収納とかと同じく、大工さんに作ってもらう過程を見ることができたのも良かったです。
出来上がる楽しみも、出来上がった後の思い入れもありますから。

というわけで、満足の造作テレビボードのご紹介でした!