【OOSHITA’s BLOG】

今日の昼は、大垣中日ハウジングセンターへ行ってきました。

なにしろ私たちの家づくりが始まった場所ですから、やはり懐かしい気持ちになりました。
もっとも今日は家を見に行ったわけではなく、イベントで犬と触れ合えると聞きつけて見に行っただけ。
息子も私に似て犬好きなので、キャッキャ言いながら喜んでくれました。

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途中、懐かしのI社やSH社に

「こちらのモデルハウス、ご覧になられたことありますか」

と声をかけられても、あっさり

「ハイ、あります」

で終了!

できることならもう一回見学させてもらって、昔とどう感じ方が違うかを確かめてみたい気持ちもありましたが、さすがにちょっと遠慮しました。

逆に、こういう大手の営業マンにうちの家を見てもらったら、どういう感想を抱くんだろう?
なんてこともチラリと考えたりしました。

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さて、本編です。
トイレ話が続きます。
今回は、機能面について。

私たちの場合、正直言って、トイレ自体に拘りはありませんでした。

ですからメーカーは、提案されたTOTOさんでそのまま決定。
昔から「トイレと言えばTOTO」というくらいの実績のあるメーカーですから、ここを選ぶことに何ら不安も抵抗もありませんでした。

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標準のトイレは、TOTOのタンクレストイレ「NJ1」

これについても提案された物そのまま採用しましたが、後で自分なりに少し調べてみました。

NJ1は、CMなどでもよく知られたタンクレストイレ「ネオレスト」に近い性能、形状ながら、一般の個人客には販売されない業者モデルだそうです。
ですからネオレストと大差ない仕様で、ネオレストよりもずっとお値打ちに入れられる模様。
ありがたいですね。

ただ、
タンクレスは、すっきりした見た目が嬉しい反面、災害時(停電時、断水時)に使えないというイメージがあり、そこは心配でした。

しかし調べてみると、タンクレスでも災害時に使う方法はあるんですね!

普段隠れているレバーを引けば、停電時にも使える(2日間以上の停電時には乾電池が必要)し、

断水時も風呂水などを使って直接流せるとのことです。
(本当の緊急断水時には、風呂水も用意できないかもしれませんが…)

災害時には全く使えなくなるという思い込みが私にはあったので、これを知ってとても安心しました。

詳しくはTOTOなどのHPに載っていますので、気になる方は見てみてください。


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[TOTOホームページより]

ところで、

日本のトイレはあまりの高性能っぷりで外国人にビックリされるという話をよく聞きますよね。

驚かれるのは主に自動開閉などの派手な?機能のためだと思いますが、それ以外にも掃除のしやすさや節水など、本当によく考えられているようです。

下面を拭けるようにウォシュレットがリフトアップするのを初めて見せられた時には、私も思わず「おお〜っ!」と声が出ました。
日本の技術と衛生意識の高さが、トイレをもどんどん進化させているんですね。
すごいことだと思います。


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[TOTOホームページより]

ただ、
自動で便座が開閉したり流れたりするオート機能については、「そこまで要る?」と思ってしまう…
私が古い人間だからでしょうか。

あくまで「私の家では」という話ですが、

自動で流れるとか、便座の自動開閉とかは要りません。
洗浄スイッチを押したり、便座のフタを開けるくらいのことは、手間だとも感じませんし、不衛生だとも思いません。

だって、
普段から自分で流す習慣がないと、外出先でトイレを使った時に流し忘れるというシャレにならない粗相もしてしまうかもしれないじゃないですか。

子供も、物心ついたときから全てが自動だったら、外に出た時にトイレの流し方も分からないという可哀想なことになってしまいそうで。

そんなわけで、我が家ではせっかく付いている機能のいくつかをOFFにしてあります。

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…と、トイレの自動性能について否定的だった私ですが、先日

「認知症や障がい者のご家族がいるご家庭では、こういった自動機能でものすごく助かるケースがある」

という話を聞いて、なるほどなぁと納得しました。

トイレメーカーは、なにもいたずらに自動自動と暴走していた訳ではないんですね。
切実にこういう機能を必要としているご家庭もある、だから一見過剰に見えるような機能も実用化されている。
そんなことに今さら気づいて、自分の考えの狭さを恥ずかしく思いました。

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なんだかまとまらない記事になりましたが、
とにかく、

今は私たちが子供の頃とは違い、一口にトイレと言っても様々なものがあることが分かりました。
ですから自分の家に合ったものを選ぶことができますし、いろいろな設定も自分の家に合わせて行えます。

また、災害時の使用方法など、知っておかないと使えない機能もありますから、たかがトイレと侮ることはできませんね。

拘りのなかったトイレですが、調べてみて、日本のモノづくりはすごいなぁと改めて感じました。