【OOSHITA’s BLOG】

皆さん打ち合わせやショールーム巡りの時期なんですね。
我が家は(たぶんSummerさんのところも)もう打ち合わせなんて無いので、ちょっと羨ましいです。
打ち合わせ、毎回楽しかったですから。

さて、久々に、家づくりストーリーに戻ります。
どこまで書いたっけ。

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昨年夏のこと。

家を建てるべき土地が決まりました。

私たちが限定ALIVIOを建てられるようにあれこれ考えてもらってるのに、土地が買えなかったら全部パー。
それじゃ桐山さんたちに申し訳ない…

そんな気持ちも実は強かったので、無事に土地の契約ができて本当に胸をなでおろしました。
土地に関しては営業の森田さんが腰軽く動いてくれましたし、専門的なことは森田さんの後ろに控える林部長が助言をくださったこともありました。
林部長は宅地建物取引主任者。
頼りになります!

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そんな頃、森田さんがおずおずと口を開きました。

「あの〜OOSHITAさん、
土地も無事に決まりそうですし(この時はまだ口頭合意の段階)、そろそろ仮契約のお話をしてもよろしいでしょうか?」

きた。仮契約!

土地の購入時にも手付金を払いましたが、家の建築依頼も大きな契約ですから、仮契約金を払って仮契約するんですね。
仮契約後に「やっぱりやめた!」となると、その仮契約金は原則返ってこないし、会社によってはそれまでの打ち合わせや設計等にかかった経費も請求されるみたいです。

だから、仮契約を結ぶからには、本契約へのレールに乗るという覚悟が必要でしょう。

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この仮契約をやたらと急がせる会社も結構あるみたいです。
会社目線で考えればその気持ちは分かりますが、施主目線だと、やっぱりイヤですよね。

たまに、「急かされて仮契約してしまったけど、結局、仮契約金を捨てて他社に乗り換えました」という話を目にすることもあります。
会社側だけが悪いとは思いませんが、やっぱりお客さんがちゃんと理解・納得しないうちにハンコ押しても、双方にとって良くないんじゃないかな。

まあ、住宅営業の世界はそんな甘いこと言ってられないのかな。
契約1件でウン千万ですもんね…

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とにかく、双方にとって一つの節目となる仮契約。
充分に納得した上で結びたいものです。
ウチの場合は、あらかじめ「土地が決まるまでは仮契約しません」と伝えてありました。

できれば私たちは限定ALIVIOを建てたい、
でも限定ALIVIOには西向きの土地が必要、
だから西向きの土地が手に入るまではハンコ押せない。
それが我が家の理屈です。

まぁ私たちは他社を選ぶ気などさらさらありませんでしたから、土地が買えようが買えまいが(限定ALIVIOを建てられようが建てられまいが)早めに仮契約してしまっても良かったかもしれません。
森田さん的には、そのほうが安心できたでしょうし。

でもやっぱり、「建てる家の商品名も決まらないうちから仮契約ってどうなの?」みたいな気持ちがあって、土地が決まるまでは待って下さいとお願いしてありました。

そうやってはっきりと伝えてあったおかげか、仮契約を急かされるようなことは全く無く、土地が決まるまでは契約のケの字も出されませんでした。
その間、仮契約も何もしないままの状態で、結構な回数の打ち合わせを重ねた覚えがあります。

そして、土地が一応合意に達した段階で、いよいよ仮契約の話。
なぜか申し訳なさそうに切り出してきた森田さんでしたが、私たちには断る理由もありませんから、あっさりとこれをOK。
さっそく翌週、仮契約を結ぶ流れとなりました。

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あ、でもその前に、いくつか確認はしておきましたよ。

「仮契約を結ぶことによって、大きく変わることはありますか?
例えば、仮契約後は打ち合わせや図面直しが有料になるとか。」

桐山
「大丈夫!今まで通りです!」


「まだ土地の正式契約が終わってないので、万が一、売主さんの心変わりとかで土地が手に入らなかったらどうしましょう?」

森田
「そんなことが無いように祈ってます(笑)

でも万が一、そういう理由で仮契約を解除したいということになりましたら、仮契約金(10万円)は全額お返しします。
不可抗力ですもんね。

ただ、もしそういう理由もなく、単純にOOSHITA様側の事情で…例えば気分が変わって他社さんに乗り換えたいということで仮契約解除となると、仮契約金はお返しできませんが…」


「大丈夫、それは無いですから。

他社に乗り換えることがあるとしたら…
そうですね。森田さんがパンツ泥棒とかで捕まったときくらいかな」

森田
「盗みません。」


「さすがにパンツ泥棒に家は任せられないですからね」

森田
「だから盗みませんて!
てか、なんでパンツなんすか…笑」


「届くっしょ、ベランダまで」

…延々と続く。

この頃から森田さんいじりが加速した気がします。かわいそうに(笑)
森田さんいつもスイマセン。

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とにかく、こうしていよいよ1週間後に仮契約を結ぶ運びとなりました。
契約内容はあらかじめ写しをいただくことができ、「1週間、じっくりと目を通してきてください!」と言ってもらえました。

話によると、仮契約後は、営業・森田、設計・桐山コンビにもう一人、インテリアコーディネーターが加わって打ち合わせを進めるとのこと。
桐山さん曰く、我が家担当のインテリアコーディネーターさんは「ALIVIOの生みの母」なんだそう。
こりゃ期待できそうです!