【OOSHITA’s BLOG】

家づくりの話に戻ります。

自治会に関する調査結果を聞き、ますます「ホームセンター」の土地が欲しくなった私たち。
その打ち合わせを終えて家に着いた頃、私宛に1通のメールが来ました。

「ホームセンター」について私が問い合わせをしていた不動産仲介業者3社のうちの1社からでした。

来た来た!
1週間以上も待って、やっと1社だけか。
これが普通なのかな?不動産業界は。

もちろん、本気で土地を買おうというのに手軽なメールで問い合わせる私にも、問題があるのかもしれません。
でも、会社宛に来たメールを1週間以上も放置するってどうなのよ?
普通だったら、すぐ会社の評判が落ちると思うけど。

軽い怒りと、それでも一応返信が来たという安堵を覚えつつ、メール読んでみると…

とりあえず「安堵」のほうが消えました。

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まず、一応お客さんへのメールなのに、しかもこちらからの問い合わせメールはそれなりの体裁で送ったのに、ろくに挨拶もなく始まることに違和感を覚えました。

「担当の○○です。」
「この度はお問い合わせをいただきまして…」
的な文章から始まるのが普通だと思うのですが、そんなもの一切なく、唐突に始まり唐突に終わっていました。
なんだこりゃ?
友だちじゃないんだから…。

さらに。
対象の土地を字絵図上でマークして添付してくれたのは良いんですが、

間違ってるんです。
塗ってある土地の範囲が。

隣の土地も一緒に買うことになっちまうよ、これじゃ…。
客がこれを信じて話を進めちゃったらどうするんだ?

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こんな担当者から土地を買うなんて怖くて出来なさそうですが、でも、会社自体は大きなフランチャイズ加盟店。
変な会社ではないだろうし、別の社員が担当についてくれれば、問題なく話ができるかも。
そうであってくれ!

そう思って電話してみようと思った矢先、向こうから着信がありました。

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電話の向こうの声は、会社名は言うけど名前は名乗りません。
間違いない。メールを書いたのはコイツだな。

案の定、一方的に始まった営業トーク。
「ご連絡が遅くなりまして…」なんて言葉は当然ありません。
まぁそれでも、こっちは土地が欲しいんですから、一応我慢して話は聞きます。

すると、グダグダ営業マンの口から気になるひと言が!
「多少ですが、今出ている価格から値引きもできるかと思います」

おおっ!
ソレだよ、聞きたかったのは!
で、多少というのは大体いくらくらいですか?

「目一杯引いて、3万円ほどが限界です」

えっと…
3万円っていうのは、全体の価格から単純に3万円安くなるってことですか?
坪単価うんぬんの話じゃなくて?

「そうです。全体からです。」

ホントに多少やないか…

いや、冷静に考えれば、3万円は大金ですよ。
3万円あれば、いろんな物が買えます。何でも食えます。
けど、一千万円単位の話をしている中で、しかも私としては100万円以上の値引きを目指したいと思っている中での3万円宣告。

現実は厳しいですね。

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その後、イヤミに思われるかなぁと思いながらも、地図中に示された土地が間違っていることを指摘。
でも返事は
「はい。そうですか」
以上。

他人事かよ!

さすがにイラっときたので、メールの返信にはいつもこんなに時間がかかるものなのか聞いてみました。
すると相手の声色が強張るのが分かったので、「ゴメンやっぱりイヤミだった、言わなきゃ良かった」と一瞬後悔。

でも、それも一瞬でした。

営業マンの返事は、
「すいません。
定休日だったものですから」

うそつけ〜!
盆でも正月でもない7月頭に、不動産会社が1週間以上も休むか!
てか、定休日は水曜日だけでしょ?
こっちは首を長くして返事を待ってたんだ、把握してますよ!

「いえ、その…
私も休みを取ってまして。
旅行とか」

…知らねぇよ(笑)←もはや笑い
だったらその間、会社宛のメールくらい他の社員がチェックするのが当たり前なのでは?

と、言いかけましたが無駄だと思い、この土地は諦めますとだけ伝えて電話を切りました。

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一千万円を超える、特大の買い物。
一生に一度のことと思って臨んでるのに、こんなにいい加減に扱われるの?
まぁ、こっちにとっちゃ一生に一度でも、不動産会社から見れば日常業務だもんな。

なんだかどっと疲れました。
もっとこう、プライドをもって仕事できないものかね?
たまたま担当者の当たりが悪すぎたのかもしれませんが、客から見れば担当者=会社です。
自分が仕事するときは気をつけようと、本気で思いました。

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こんなふうに落胆ばかりだったグダグダ不動産との商談(商談と言えるか?)でしたが、

しかし分からないもので、このグダグダ不動産がグダグダだったおかげで、次のチャキチャキ不動産との出会いにつながっていくのです。