【OOSHITA’s BLOG】

昨日に引き続いて、地鎮祭当日のことを少し。

地鎮祭の後は、ご近所に挨拶まわりをします。
平日の昼間ですから不在のお宅も多かったですが、お会いできたところは皆さま気さくで礼儀正しく、これから住む者としてホッとしました。

息子と同学年の子がいっぱい住んでいることが分かったのも大きな収穫!
みんな、ウチのUくんと仲よくしてね。

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そして、挨拶まわりで垣間見えた森住建さんの姿勢にも、私はあらためてグッときました。

そもそも地鎮祭の後の挨拶まわりというのは、これから始まる工事の騒音や工事車両の出入りなどで迷惑をかける隣人に頭を下げるもの。
敷地を接するお隣さん、お向かいさんなどを回って、「工事中ご迷惑をかけますが…」と謝罪し、理解を求めるものだと思います。

ですから工事業者と施主がともに挨拶に回るのがベストでしょうが、私の知人に聞いた話や過去のご近所さんの例を見ると、施主は入居時まで挨拶に回らず、業者さんだけで回ることもあるようです。

中には業者さえもまともに挨拶回りをせず、挨拶なしで工事を進めるケースもあるんだとか。
まぁ、挨拶は気持ちの問題であって、義務ではないですからね。

でも私たちはというと、そのへんはキッチリしておきたいタイプ。
なので、事前に自治会長さんと森住建さんのご意見も聞いた上で、挨拶回りの範囲をかなり広めに設定しました。

工事での迷惑がかかるとは思えないような位置関係の家も含めた広範囲の挨拶まわりを勧めてくれたのは、営業の森田さんでした。

地鎮祭の日の挨拶は、工事で直接迷惑をかける家だけで充分。
近隣には入居のときに挨拶すればいい…

それが一般的な考えでしょう。

しかし私たちには事情があり、家の完成が来年の春なのに対し、入居は来年の夏。工事終了から入居までかなり間が空いてしまいます。
それならば今の段階で広く挨拶しておくべき。
ー 私もそう思います。

そんな私たちのことも考えて、森住建さんは工事とは直接関係のない範囲にまで及ぶ挨拶まわりを提案され、実際に回る際には当然のように同行してくださいました。

しかも、森田さんだけかと思いきや、現場を仕切ってくださる工務担当の小森さん、設計担当の桐山さん、インテリア担当の田中さんまで全員揃っての丁寧なご挨拶。

不在でお会いできなかったお宅については、
「私たちは今日の夕方や明日の朝などに再度伺ってご挨拶させていただきます。
施主さまも、私たちとは別個でも構いませんから、また日を変えてご挨拶回りをお願いできますか」

これは
「私たちが回っておきますから、施主さまはもういいですよ」
なんて言われるより、ずっと良いと思います。

建築業者として、工事中の苦情処理等のことだけを考えるならば、直近の家を自分たちだけで回れば充分です。
施主に改めて挨拶回りをしてもらう必要はありません。

しかし、今後ずっとここに住んでご近所さんとお付き合いをしていくのは、施主である私たちです。
今はそのスタート、とても大事な時なのです。

家を建てたら終わり、ではない。
その後の私たちの暮らしのことまで考えているからこそ、出直してでもちゃんと挨拶まわりをして顔を見せたほうが良いと言ってくださってるんですね。

その意図、ちゃんと受け止めました!
週末に再度、ご近所さんに会いに行きますよ。

そして1日経った今日の夜。
森田さんからメールで連絡がありました。

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挨拶まわりは昨日の夕方と今朝で回らせていただきました。着工前に全て挨拶したかったのですが1軒だけ留守で挨拶できずにすいません…。でも本当に皆さん良い方ばかりで安心しました。
工事中は極力迷惑をかけず、今後のご近所付き合いに差し支えないように進めていきたいと思います!宜しくお願い致します!
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他の会社の挨拶まわりのことは、又聞きでしか知りません。
ひょっとしたらどの会社も同じようにキッチリやってくださるのかもしれませんし、そうであってほしいと思います。

少なくとも森住建さんは、こういう対応を当たり前のようにしている会社です。
今回の挨拶まわりであらためて感銘を受けたので、記事にさせていただきました。

固い内容の長文、スイマセン!