【OOSHITA’s BLOG】

まずは報告!
本日、無事に土地代金の全額を支払い、晴れて土地持ちとなりました。
このために奔走していただいた森住建のスタッフさんと不動産仲介業社さん、行政書士さんに司法書士さん、そして私たちの希望にぴったりの土地を譲ってくださった売主様に、心から感謝いたします。
来週には地鎮祭。楽しみです!

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さて、展示場巡りを続けます。
なかなか森住建さんに辿り着かなくてスミマセン。

・・・・・・・

SH社の営業さんに宣言した通り、私は他のハウスメーカーのモデルハウスも見て回りました。

財閥系のSR社や「家は性能」のI社、3年前はほとんど印象に残らなかったD社、初訪問のSF社などなど。
大垣や岐阜県庁前にとどまらず、JR岐阜駅近くに新しくできた展示場や愛知県一宮市にも足を伸ばしました。
同じ会社の展示場を複数回ることも。

その中で最も好印象だったのは、D社。

県庁前展示場の店長さんに担当してもらえたのですが、説明が丁寧で、こちらの予算や希望、生活の中で何を重視するかということもしっかりと聞いていただけました。
また、土地をどうするかという話や「諸経費とは何ぞや」という説明なども分かりやすくしてもらいました。

デザイン的には、嫁の好み。
特に斬新なデザインを目指しているわけではなさそうでしたが、間接照明やニッチをうまく使った上品な印象。私も良いなと思いました。

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アクリルと間接照明を使った飾り棚です。
実物は写真よりももっとオシャレでしたよ。

ちなみに、ここの展示場で私が気に入ったのがこれ。

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和コーナーの縁取りです。
手作業で表面をえぐり、なんとも味のある凹凸を施しています。これは渋オシャレ。
こういうのをぜひぜひ我が家でも採用したい!と思いました。
ただし予算が許せば、ですが… orz

D社では他にも

・アパートやマンションをいっぱい作っているから、キッチンなどの住宅設備を非常〜に安く入れられる
・新居に持ち込む物の寸法を予め測りに来てくれて、収納の「もうちょっと広ければ入るのに…」をなくしてくれる

などの話を聞いてナルホドなと思いました。

収納と言えば、収納術のプロフェッショナル近藤典子さんのアイディアを形にした「イージークローク」という収納システムも、収納にうるさい嫁にはビンビン響いたようでした。

そんなわけでD社は担当者が良く、家も好みで気になる存在に。
私たちの周りにD社で建てた人が何人もいるというのもプラス材料でした。

ただ、大きな問題が2つほどあって…

一つ目は、予算です。
当時、まだ土地を買うかどうかがはっきりしていませんでしたが、もし土地を買うとすれば、D社に建築依頼するのは予算的にかなり難しい状況でした。
親の土地を使わせてもらってお金が浮いたとしても、オプションはなるべく付けずにD社の標準仕様の中で家を建てるのが現実的。

これはD社が特別高いというわけではなく、大手はどこもそんな感じなのです。

もう一つの問題は、そもそもの構造。

というのは、それまで色々な家を見て検討してきた結果、私としては「木造の家にしたい!」ということでほぼ気持ちが固まっていました。
しかし担当者に聞いたところ、「この辺りのエリアだと、鉄骨になります」とのこと。

えっそうなの?なんで?
と思いましたが、それならそれで仕方ない。
鉄骨でお願いするか、ご縁がなかったと考えるか。

で、結局、D社さんで建てるのはやめました。

しかし、D社さんで聞いた諸経費の話やざっくりした見積り、収納の話などは、その後も家づくりを考える上でずっと役に立ちました。
感謝しています。

そうそう、D社さんのモデルハウスで気に入ったあの床加工やあの間接照明。
これらも憧れで終わるはずだったのですが…

こちらが口にしたわけでもないのに同様のものを提案してくれる工務店が、後に現れるのです。