【OOSHITA’s BLOG】

脱線記事です。

本日、私の大好きなアメリカプロバスケリーグ・NBAが開幕しました!

マイケル・ジョーダンと「スラムダンク」の絶頂期に中学でバスケをしていた私は、20年以上たった今もNBA中毒から抜け出せないまま。
いい年をして、ドリブルの練習なんかをしたりしちゃってるわけです。

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庭にバスケットゴールを立てるのが昔からの夢でした。
森住建さんにも一度はその希望を伝えましたが、結局、ご近所への騒音を考えて庭ゴールは諦めました。試合終了です。

でも、いつか息子とバスケ対決をして、容赦なく抜き去られる日が来たらいいなというのが、新しい夢です。

ところで。
なぜ「バスケットボール(籠球)」というのか、ご存知ですか?
「ネットボール」とか「リングボール」で良さそうなものなのに。

それは、1891年にYMCAでこのスポーツが発明されたとき、たまたま部屋にあった桃の籠(バスケット)がゴール代わりに使われたからなんですね。
当初はこの籠を体育館のバルコニーに取り付けて、ゴールが決まるたびにバスケットからボールを取り出していたのです。

ちなみに、ゴールが取り付けられている板、バックボード。
これはなぜ作られたのか?

ボールを跳ね返すため…ではないんです。

ゴールが直接バルコニーに付けられていた頃、お行儀の悪い観客たちがゴールの上に足を出して邪魔をし始めました。
これじゃゲームにならんということで、観客の足を防ぐためにバックボードが考案されたのです。

おかげさまで、小暮センパイのあのスリーポイントも、ジョーダンのあの逆転シュートも、ゴールの上で相手ファンにキャッチされることなく、無事ネットを揺らすことができたというわけです。

どんな物にも、何らかの意味があって設置されています。
家なんかはまさにそういった意味の塊です。

なぜここに窓が要るのか。
なぜ照明はこの色なのか。
なぜ和室はこの位置なのか。
なぜ、ここは引き戸なのにあっちは開き戸なのか。
なぜ、なぜ….

という疑問の答えを設計士さんに教えてもらうと、納得できる答えが多くて面白いですよ。