【OOSHITA’s BLOG】

最近、他の方のブログもUPされるようになってきましたね。
賑やかになって嬉しいです!

ちなみに我が家にハロウィンの気配はほとんどありませんが、子供に角つきのカチューシャみたいなのを付けさせたときは、あまりのかわいさに腰が抜けました。
親バカですね^_^

来年は息子も今より多少モノがわかるようになってると思うので、壁にハロウィン仕様のウォールステッカーを貼って楽しもうと考えております。

ちなみにウォールステッカーのことも、森住建のスタッフさんから提案していただいて、私たちはすっかり気に入ってしまいました。
今アパートでも試し貼りしていますが、安くて手軽で、なかなか良いですよ!

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さて、今日からは展示場巡り編2015のスタートです。

私たちが家づくりを中断したのは約3年前。
中断の主な理由は、「子供がいない、今後もいないままかもしれないから」でした。

※「建てない理由」参照

しかしその後も、私は時々家づくりに想いを馳せては、今は亡き相棒iPhone4sでハウスメーカーのHPをチェックしたりしていました。

そして今年の1月、待望の長男が誕生。
家を建てない理由がなくなりました。

出産直後の数ヶ月を経て、春ころに多少落ち着いてくると、私はまた真剣に家づくりを考えるようになりました。

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そこで、4月のある週末。

休日なのに自主出勤していた勤労な私は、気晴らしにハウジングセンターに立ち寄ってみようと思い立ちました。

行ったのは、懐かしの岐阜県庁前住宅展示場。
3年前に気になったSR社の家があるところです。

しかし、せっかくなら違うモデルハウスを見てみよう。
そう思い、なんとなくフラリと入ってみたのは…

偶然か必然か、3年前にも最初に入ったSH社でした。

個人的にSH社は鉄骨のイメージの方が強いのですが、ここは木造。両方やってるんですね。
20代の若い営業マンが、時間をかけて丁寧に説明してくれました。
まだ経験も多くはないのでしょうが、けっこう知識も持っていて、熱意もあり、頑張ってる感じの人でした。

ただ惜しいのは、営業トークの中で何度も繰り返された
「お客さんほど知識があったら、もう、展示場を回ってるような段階じゃないですよ。次のステップへ進むべきです」というフレーズ。

その流れで工場見学につなげようとしていたのは分かります。
(※ SH社は躯体のかなりの部分を工場で作ってそれを現場で組み立てる方式を採っており、工場の見学を推している)
もちろん、それはなにも悪いことではないです。
むしろ、営業マンとしては当然の仕事でしょう。
でも…

私は「3年ぶりだし、実際にはそんなに家の知識もないし、まだまだたくさんの会社を見て回りたい」と何度も説明したのです。
しかし、それに対して答えは毎回
「いやいや、もう、その段階じゃないですよ。
ウチの工場見学に行きましょう。
よろしければ予約を…」

そりゃ、営業マンとしては他社に行く前に取り込んでしまいたいんでしょう。
予約を取ること自体が社内実績になるのかもしれません。

でもやっぱり、こちらの計画や気持ちは汲んでいただきたいですよね。
人は押し付けられると拒否したくなります。
たとえその工場見学が本当に素晴らしいものだとしても。

で、結局お断りしました。
後日、もう一軒別のSH社の展示場へも行ったのですが、また同じようなやりとりがあり、またお断りすることになりました。

工場見学に興味はありましたし、行った上で契約は断るという手ももちろんありました。
でも、こちらの都合を聞かずに強引に話を進めようとされた時点で「こことはうまくやっていけそうにないな」と感じてしまったのです。

私もかつて別分野で少しだけ営業の仕事をしていたことがあります。
営業部があるような会社ならば、営業トークのマニュアル的なものが多かれ少なかれあるはずです。
効果的な話術、クレームを受けにくい話術が整理され、社員教育に使われています。
おそらく、この営業マンが使っていたフレーズも、そういったマニュアルトークの一つだと思います。

しかし、そのマニュアルの流れに反したことをお客がはっきりと希望しているならば、それはそれでちゃんと内容を吟味して、納得した上で話を進められるようにしてほしいですね。

そもそも、「これはマニュアル通りだな〜」というのがお客に伝わってしまうと、あまり良い印象は受けません。
私の経験から言っても、マニュアルトークをするのは楽でローリスクですが、そればっかりになってしまうと「こいつマニュアル通りのことしか言えない、大したことない奴だな」と見限られることになります。

特に、家というのは特殊な商品。
皆が用心深く見定めようとしていますし、モノだけでなく、営業マンをはじめとするヒトも込みで、会社全体をひとつの商品として契約を考えます。
営業マン個人の能力や人間的な魅力も商品価値の一部になるわけです。大変ですね。

ですから、家に関しては、営業マンは単なる商品説明係では足りないと思うのです。
友だちになれとは言いませんが、友だちに近いくらいの信頼関係とコミュニケーションは必要。
お客が気兼ねなく何でも聞けること、ある程度遠慮なく物を言えること、それをちゃんと聞いて応えてもらえることが最低条件です。

お客としてハウスメーカーや工務店に行くとき、ある程度そこを気に入ったのなら、ちょっと話題を変えて世間話をしてみることをお勧めします。

営業マンが雑談に全く付き合わず、型通りの営業トークに戻そうとするようなら…
きっとその後の打ち合わせやアフターフォローも満足いく物にはならないんじゃないかな、と。
私はそう思います。