【OOSHITA’s BLOG】
実は、絵を描くのが好きです。
保育園に通っていた頃、画用紙に恐竜の絵を描いたところ、当時大好きだった担任の坂先生(美人)が「すっごくステキだね!」と褒めてくださりました。
以降、坂先生と結婚するために、私は大量の恐竜画を創作。
確実に先生のハートを掴むべく、1枚描くごとにクオリティを上げていったつもりでした。
しかし、残念ながら坂先生は他の男にかっさらわれ、坂先生ではなくなってしまいまったのです。
傷心の私は、何が足りなかったんだろうと考えた結果
「大事なのは過去じゃない。現在(いま)だ」
という結論に達します。
そこで、恐竜画から動物画への転向を決意。
主たるモデルをトリケラトプスからライオンに変えて、その後も創作活動に打ち込みました。
その後、小学校、中学校…と成長して興味の対象が変わるにしたがって、モチーフも変わっていきました。
→親の顔
→飼っていたペット
→漫画のキャラ
→バスケットボールプレイヤー
→ギタリスト
→俳優やミュージシャン
→知人
そして、30代半ばにしてようやく描けるようになったのが
妻と子です。
特に子供はこの上もないモデル。
にもかかわらず、ちょうど生まれた頃から仕事が忙しくなったこともあり、ほとんど描いていませんでした。
しかし、最近子供がハイハイや掴まり立ちを頑張っている姿、そして母親としてそれを見守る嫁の姿を見て、こういう姿をこそ俺は描きたいんや!という気持ちがふつふつと湧き上がってきました。
アパートの玄関には、結婚の時に描いた自分たちのポートレイトが飾ってあります。
新しい家に住む頃には、そこに息子の笑顔を1枚、加えるつもりです。