【OOSHITA’s BLOG】

さんざん住宅展示場を回り、一部ではけっこう具体的な話までしたにもかかわらず、出た結論は「まだ家は建てない」

申し訳ないと思いつつ、各社にお断りとお詫びの電話を入れてとりあえずひと区切り。
でも、区切りをつける=全て白紙に戻すことではありません。
展示場でせっかく見てきた物、感じたこと、自分で調べたこと、営業マンに教えてもらったこと、良かった営業マンの名前などを、ただ忘れてしまうのはもったいない。
これらは記録に残して、いざ建てようという時に引っ張り出せるようにしておかないと…

というわけで、Excelで簡単な表を作り、そこに各社の情報を放り込んでいきました。

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主観たっぷりなので詳細は自粛。
内容としては、訪問日と記帳の有無、担当者名、採用している工法、各社の強みと弱み、参考坪単価、気密性断熱性などに関する数値、モデルハウスの感想、今後確認したい点などなどをざっくりと書いてあります。

こんなマメな部分があったんだねと嫁に驚かれながら、新たな情報が入るたびに表を埋めていきました。
大事だと思うところには、色をつけて分かりやすく。
自分にさえ分かればいいので、丁寧に作る必要はありません。
なんなら「強み」と「弱み」だけの表でもいいと思います。

こうやってまとめておいたおかげで、記憶力最弱の私でも、3年前のことをけっこうはっきりと思い出せました。
逆に言えばこの表のせいで、このブログの展示場編はいつも長文につぐ長文。スイマセン…。

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たくさん見た会社の中から数社を選ぶのは、そんなに難しくありません。
予算などの大きな制約をクリアできるかどうか、あとは好みに合うかどうか。
それだけで、勝手に絞り込まれますもんね。

しかし、気に入った数社の中から最終的に1社を選ぶのは難しいです。
「気に入った数社」ですから、どの会社にも捨てがたいポイントがある。でも最後は1社だけを選んで、他は断らなきゃいけない。
苦渋の決断です。

めっちゃモテるこの俺だけど、嫁を決めるときより、家を決めるときのほうが悩んだわ〜

とかほざいてる知人がいましたが、人によっては本当にそれくらい悩んで決めるものだと思います。
今後何十年も付き合っていくという意味では結婚相手と一緒ですしね。

最善のパートナーを決めるには、判断材料が必要。なるべく信頼できる情報が、なるべくたくさん必要です。
そして、情報は持っているだけでは意味がありませんよね。使える形にしないと。

建築会社には、それぞれいろんな色があります。だからこそ楽しいし、だからこそ迷います。
そこで間違えないためにも、いい情報を聞いたら記憶が新しいうちに記録!
Excelが面倒だったら、メモ帳に手書きでも充分です。
とにかく、せっかく聞いた話を忘れたり、他社と混同したりしない形にしておきたいですね。