【OOSHITA’s BLOG】
(前回からの続き)
グダグダ不動産の電話を切った後。
深〜い溜息が出ました。
目当ての土地を頑張って買うとしても、こんないい加減な会社から買うことはない。
値引きも3万円ポッキリだし。
そう思い、私はグダグダ不動産のメールをゴミ箱へポイ。
ホームセンターの土地が遠のいていく…
しかし、何が幸いするか分からないものですね。
メールを削除した私は、そのまま何の気なしにゴミ箱をクリックしました。
普段ならやらない操作。
やる必要もない操作。
本当に、ただなんとなくゴミ箱の中を覗いてみたんですね。
すると、今捨てたばかりのメールとは別に、「物件」やら「お問い合わせ」やらの言葉を含むメールがゴミ箱内に入っているではありませんか!
何だこれ?
それは、私が問い合わせをした3社のうちの一つ、G不動産からのメールでした。
日付は9日前。私が問い合わせメールを送った直後です。
つまり、G不動産は私からの問い合わせを受けて、すぐに返信をくれていたのです。
ただ、たまたま私のメールソフトのフィルターが誤って選別してしまい、自動的にゴミ箱へ直行していたようです。
な〜んてこった!
これは失礼なことをしてしまった。
こっちから問い合わせをしておきながら…
これじゃ、さっきのグダグダ不動産と変わらんじゃないか!
いや、もっと悪いかも…
深く反省しながらメールを読ませてもらうと、こちらはとても丁寧で常識的な文面。
私が送った質問への答えがしっかり書かれています。
グダグダ不動産同様、図を添付してくれていましたが、間違った土地を指しているなどということはもちろんありません。
電柱の位置なども親切に手書きで書き加えられていました。
もうこの時点で、グダグダ不動産とは天と地ほどの開きが感じられました。
さらに!
G不動産は値引き交渉についても前向きでした。
曰く、
「現在掲げられている値段は、あの辺りの平均的な地価と比べるとやや高い設定です。
売主様次第ですが、坪あたりマイナス2〜3万円までは交渉できるかもしれません。」
とのこと。
坪単価で2〜3万円って、めっちゃ大きいですよ!
「総額から3万円引きが限界」とか言ってた会社もあったのに。
これはもう、すぐにG不動産に連絡を取って話を進めよう!
私はそう決めました。
この日はすでに夜だったので、とりあえずメールで連絡。
せっかくの返信を無視した形になっていたことについては、ひたすら平謝りしました。
そして翌日、電話で連絡。
もう一回謝ってから、具体的な話に入っていきました。
この時から、いよいよ私たちの土地獲りが大きく動き出したのです。