【OOSHITA’s BLOG】
雪が降りましたね。
私が住んでいる地域では、今季初めてのまとまった雪。
特に日曜はドッサリの積雪でした。
積もったのがたまたま日曜だったのは幸いでした。この日は仕事が休みで、出勤前に慌てて雪かきしなくてもよかったので。
が、
地下鉄で通勤できるような都会でもなく、
積雪が当たり前というわけでもないここ岐阜市周辺では、「こんなに積もるとは思わなかった!」という油断が命取りになります。
平日の朝、いつも通りの時間に起きたら一面雪景色!
泡食って車の雪を下ろし出発するも、大渋滞で全く進まん…
そんな絶望感を、今まで何度味わったことか。
今回も私の予想を超える積雪だったので、もしこれが平日だったら…と思うと、ちょっと怖いです。
しかしそんな中でも、いい意味での驚きが見つかりました。
なので、今日はそれを書いてみます。
それは、
もう何回目だか分からない、ビルトインガレージの自慢話です。笑
今までに何度も書いてきてクドイのは自覚してるので、もう記事にすることはないだろうと思っていたんですが、まぁもう一回くらい良いでしょ。
もっとも、これから書く内容は想像つくと思います。
ビルトインだから車に雪が積もりませんでした、っていう当たり前の話。
実際その通り、ひねりも何もない記事なんですが、やっぱり現実を目の当たりにすると…
まずは写真をご覧ください。
ウチには車が2台あって、1台はビルトイン、もう1台はカーポートに駐めてあります。
写真はもちろん、ビルトインガレージに止めていた方の車です。
ちなみにもちろん、ビルトイン内を定位置にしているのは私のじゃなく、嫁の車です 笑
これは昨日の朝、まだ雪が降り続けていた時の写真ですが、ご覧の通り、積雪を感じさせるものはありません。
溶けて水になった雪がボンネット上に飛沫のように残っているだけで、ガラスなどの凍結も全くなし。
そのまま車に乗って出かけられる状態でした。
ウチの場合、ビルトインとはいえシャッター付けてるわけじゃないので、雪はそれなりに降り込むだろうと予測していました。
特に今回はかなり風も強くて横殴りの雪でしたし。
でも、蓋を開ければこんな風に、ビルトインの中は驚くほど天候と無関係でした。
でも、それはカーポートでも大差ないんじゃないの?
と思う方もいるかもしれないので、カーポートに駐めていた私の車の写真をどうぞ。
ご覧の通り、ビルトインガレージ内とは雲泥の差。
屋根の有無なんて関係ないんじゃないかと思えるほどに、全面にしっかりと積もっています。
この雪を下ろし、ガラスを溶かすのに十数分。
出勤時であればなかなかに痛いタイムロスとなります。
同じ「屋根付きガレージ」でもこんなに違うんだ、ということを実感した次第ですが、
どうしてビルトイン内にはこんなにも雪が降り込まなかったんだろう?
そう考えたときに、ちょっとした偶然の幸運に気づきました。
それは…
まずこの2枚の画像を見てください。
1枚目は初期段階での我が家のイメージ図。
そして、実際の我が家です。
違いがお分かりでしょうか?
ビルトインガレージの奥の壁にご注目ください。
当初、ウチのビルトインガレージの奥側にはスリットが入っており、そこから庭の方に行ける作りになっていました。
1枚目のパースの通りです。
ところが、
土地の形などの諸事情が加わった結果、このスリットは塞がれ、手前一方向だけが開かれたシンプルなコの字型に変わったのです。
雪が吹き込まないのは、この変更の恩恵だと思われます。
私は建築にも流体力学にも明るくない全くのど素人ですが、
空気の抜けないコの字型の作りが雪を跳ね返したんだろうなということは、容易に想像できますよね。
実際このように、屋根のほぼ真下から、きれいに雪をシャットアウトしています。
結構な吹雪だったのに、ビルトインガレージの中だけは雪を寄せ付けないのです。
逆に、もし奥にスリットが入った作りだったら?
そこから風が抜けて、ビルトインガレージ内も吹雪に見舞われていたことは間違いないでしょう。
夏なんかはそうやって風が抜ける方がいいかもしれませんが、こと冬に関しては、風の影響を受けないこの空間がありがたいです。
ビルトインの中では、車の乗り降りの時も、体感温度は外よりだいぶマシです。
そのメリットを最大限に生かせるよう、ウチの場合、表玄関とは別にビルトインガレージから家に入れる家族用玄関を作りました。
これは我が家の大きなポイントの一つなので、また別記事を立ててご紹介したいと思っていますが、
とにかくここで言いたいのは、ビルトインガレージからダイレクトに家に入れる快適さ!
本当に楽です。
小さいながらも一応玄関にしてあり下駄箱などもあるので、出入りもストレスフリー。
表玄関を使うのはお客さんが来たときくらいで、普段はほとんどこの家族用玄関からの出入り。
おかげでビルトインガレージの恩恵を最大限に感じられます。
この造りにして本当に良かった。
コストの関係で、最初はボツにしようとしていたビルトインガレージ。
特別価格のモデルハウス契約だからこそ付けてもらえたラッキーな設備ですが、住み始めてからそのありがたさを繰り返し実感しています。
「旦那さんが車をいじる場所」
「旦那さんが車を眺める場所」
そんなイメージもあるビルトインガレージですが、ビルトインの良さはそれだけじゃない。
もっと実用的で、もっと家族の暮らしに優しいものだと思います。
ですから、世の中の奥様方は、旦那さんが恐る恐る口にする
「ビルトインガレージが欲しいんだけど…」
を無下に遮らずに、ビルトインのある暮らしを一度想像してみてはいかがでしょうか?
作った上で、自分の車駐めちゃえばいいんだから。笑