【OOSHITA’s BLOG】

トイレ三部作ラスト!
今回は、我が家のトイレ空間をご紹介します。

見たくないかもしれませんが(笑)

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トイレは、生活の中でけっこう長い時間を過ごす場所です。
1回1回は長くなくても、積み重ねればすごい滞在時間になると思います。

また、狭い空間ですから、壁なんかは案外じっくり至近距離で見る(お客さんに見られる)場所でもありますね。

一方で、
どこかのハウスメーカーで言われた

「狭い空間だから、さほどお金をかけずに劇的に雰囲気を変えられるのがトイレ空間です」

にはナルホドと思いました。

壁や照明を変えれば、一気に雰囲気が変わる。
でも面積が限られているから、例えば壁にタイルなんかを使ったとしても、金額はさほど行かないというわけです。

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↑コレはちょっと、違いますけど(笑)

ウチのトイレ空間は、ごくシンプルな設計でした。

しかし、「さほどお金をかけずに大きく変わる、それがトイレ」と頭の中に刷り込まれていた私は、桐山さんたちに「ちょっとだけ頑張りたい」と申し出て、トイレ空間を少々変更させてもらいました。

天井の照明を間接照明にすることは森住建側から提案があったので、私たちが考えたのはズバリ「エコカラットの採用」!

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エコカラットはLIXILの商品で、「空気をキレイにする効果のあるタイル」みたいな壁材です。

凹凸がある素材なので、上からの間接照明に映える!

空気をキレイにするという効果もトイレ向き!

というわけで、私の中ではエコカラットの採用は確定事項となり、あとはどのデザインのどの色を使うか、ひたすらシミュレーションしました。
シミュレーションには、桐山さんに教えてもらったLIXIL公式のシミュレーションページがとても役に立ちました。

↓ いつまで使えるか分かりませんが…
http://ecocarat.jp/simulation/

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ところが。

ほぼ採用を決めていたエコカラット、最終的にトイレには採用しませんでした。

理由は単純、予算削減です。

実はこの頃、家中の色んなところをマイナーチェンジしようとしていて、どうしてもお金がかさんでいました。
そこで優先順位を付けて考えた結果、トイレのエコカラットは削れる部分だということになり、やめたのです。

「狭い空間だからそれほどお金はかからない」とは言うものの、やはり何万円かはしますからね。
予算に余裕のないウチの場合は結局そこを削って、代わりにアクセントクロスを貼ることで落ち着きました。

エコカラット使いたかったけど、このへんがちょうどいい落とし所かな、と。
今では満足しています。

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さてさて、
そんな我が家のトイレを、最後にさらっとご紹介して終わります。

【便器】

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便器は、前の記事でも書いたとおり、TOTOのタンクレス。
色はアイボリーとかピンクとか選べたはずですが、迷わずホワイトにしました。

【フロア】

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フロアは、当然耐水性が必要になります。
その辺を考慮の上、サンゲツのクッションフロアを採用。
柄は白のマーブルです。

【天井と壁】

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照明は、くり抜いた天井から壁際を照らすような形の間接照明(コーニス照明)。

間接ですが充分に明るいですし、光が壁に当たってまんべんなく広がっていますから、「いかにも間接照明」というイヤラシさはありません。
(写真よりも実際の方が自然な明かりです。)

見上げて初めて、間接照明だと気づかれるような感じ。

一面だけのアクセントクロスは、濃いグレーでやや凹凸のあるものをチョイス。
田中さんに示してもらった候補の中から選びました。

当然エコカラットほど豪華な感じにはなりませんが、落ち着いた感じで主張しすぎず、お金も浮いたという意味では、このアクセントクロスも正解だったと思っています。

【手洗い】

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隅には小さな手洗いを設置。
TOTOのものです。
トイレの中で手を洗うことで、ドアもキレイな手で開閉できるということですね。

一度、桐山さんが

「手は外に出てから洗えばいいんじゃない?」

と言った時の、田中さんの蔑むような目が忘れられません(笑)
私はバイキン扱いされたくないので、トイレの中に手洗いを設置しました。

なお、
ウチの場合はトイレの隅に、角に向かって水が出るような形で設置せざるをえなかった(写真参照)のですが、使いやすさを考えるなら、もうちょっとだけ角から離れた位置にあったほうが使いやすいと思います。

というのは、
角にあると手洗いに向かって斜めに立つことになるので、どうしてもどちらかの手(ウチの場合は右手)が水栓に当たり、やや洗いづらいんです。

もっとも、見た目的に収まりよくしようと思うと、やはり隅に設置したほうが…

壁際に蛇口があれば解決かもしれませんが、コックの形によっては、壁が近いと回しづらいと思います。
悩ましいですね。

【その他】

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壁には手すりを設置。
立ち上がるとき楽です。

その下にはペーパーホルダー付きのカウンター。
これはTOTOのスタンダードなものです。
狭いカウンターですが、ポケットの中の物(携帯など)を置けるので重宝しています。

頭上には、トイレットペーパーのストックなどを置いておく棚を設置しました。

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以上が我が家のトイレです。
特に変わったものではありませんが、昔住んでいた寮のトイレと較べれば、1万倍くらい快適な空間になったと思っています。