【OOSHITA’s BLOG】
前回からの続きです。
LDKの壁際に作ったベンチ収納の話。
② 反対側にも収納欲しい
ベンチを東部、中央部、西部に3分割して説明すると、東部と中央部はただのベンチ、西部だけが実は収納になっている。
それが当初のプランでした。
毎度フリーハンドでスミマセン。
いっそ全部収納にできればいいのですが、コストの関係もあり、西部のみを収納とするプランを提案されたのです。
しかし、ここでまた私たちのワガママが発動!
「東部も収納にしてください」
桐山
「…ま、まだ要ります?収納」
もっとも、私たちとしても闇雲に収納を増やしたかったわけじゃありません。
一応ちゃんと考えたのです。
というのも、
ベンチの東部は、そのままダイニング脇の勉強机に直結します。
当分の間、私がパソコン作業用に使うつもりの机です。
しかし、本当にシンプルな作業台のような机なので、引出しなどは付いていません。
そう、プリンタのインクや用紙、DVD-Rといった物をしまう場所が、机の周りになかったのです。
そこで、
もし、この机のすぐ横にくるベンチの中が収納になっていたら?
席を立たなくてもパソコン関係のものを出し入れできる!
そう思い、私たちはベンチの東部も収納にしてもらえるようにお願いしたのでした。
結果、多少のコストアップはあったものの、ベンチ東部も無事収納に変身。
私たちも満足….
….だったのですが、
実はこれが最終形ではありませんでした!
・・・・・・・・・・・・・・
時間は少し飛んで、年末、すでに大工工事が進んでいっている中でのこと。
桐山さんから電話がかかってきました。
「ちょっとご相談です。」
ほう…?
「実は、現場監督と大工さんが現場で相談した結果、机の脇のベンチ収納(ベンチ東部)を少し変えたらどうかという話になりまして。」
どんな風に?
「今のプランは、ベンチの中をそのまま収納にしただけなので、高さがないですよね。
ですからこれを机の高さまで積み上げて、3段の引き出し収納にしてはどうか、という案です。
その部分はベンチではなくなってしまいますが、収納量は当然増えます。
高さが増す分、若干圧迫感も出るかもしれませんが、気になるほどではないんじゃないかと思います。
どうでしょう?」
願ってもない申し出です。
当然、私たちはこの提案に賛同!
嫁も大興奮でした。
3段引き出しの深さは好きに設定できるということだったので、それぞれ違う深さを指定して作っていただきました。
完成品はこんな感じ!
引き出しには、プリンタのインクや印画紙、絵を描くときに使うペンタブレットなどを収納してあります。
A4サイズが入る大きさにしてもらったので、紙類は特にキチッとしまえて嬉しいです。
席に着いたまま出し入れできますから使いやすく、散らかりませんし、ストレスがたまりません。
本当にこれを作ってもらえて良かった!
より使いやすいものを作ろうと考えてくださった大工さんたちに、心から感謝です。
あんまり使いやすいので、今は私の書斎的なスペースとして、子供が寝た後の定位置になっています。