【OOSHITA’s BLOG】

前回に関連して、LDKの机の話を。

昔サラッと書きましたが、我が家は土地の形などの関係で、掃き出し窓とウッドデッキをLDKの東側に動かしました。
(元々のプランでは南側にありました。)

これにより、LDKの南側は腰高窓が並ぶ形となり、

腰高窓の下に空きスペースが生まれていました。

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もちろん、空きスペースを全部埋めればいいというものではありません。
空いた壁がなければ、テレビなどの家具を置く場所がなくなってしまいますしね。

ただウチの場合は、テレビの場所はすでに決めてありましたし、1階に収納棚などは置かない(必要なものは造りつけ)ことにしていました。
ですから、腰高窓の下はまさに「空いて」いたのです。

そこに何かを設置するか、あえて空けたままの空間にしておくかは、考え方にもよると思うのですが、

ウチの場合はそこに目をつけた桐山田中ペアが、こんなアイディアを持ってきました。

「窓の下を、ベンチみたいにしませんか。」

腰高窓の下に、ベンチのような低い台を付けようというのです。

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LDKの壁際に、大人も子供も腰を下ろせるベンチ。

子供が小さいうちは、机の代わりにもなる。

低いから、部屋を狭く見せてしまうような圧迫感もない。

座面の一部はパカッと開くようになっていて、その中にちょっとしたおもちゃなどをしまっておけるようにする。

なるほど!いいですね!

私も嫁も気に入りました。
特に「おもちゃをしまっておける」ことに、収納大好きの嫁が食いつきました。

即、採用!

しかし、提案されたままの形ではなかなか呑まないのが、私たちの厄介なところ。
アパートで色々考えた結果、いくつか厚かましいお願いを足すことになりました。

① キャスター付けてほしい

当初の案では、座面の一部が蓋になっており、それを開けてオモチャを出し入れすることになっていました。

嫁が懸念したのは、子供がオモチャを出し入れしている際に蓋がバタンと閉まり、首を挟んだりするんじゃないかということ。
木製の蓋はそれなりに重いだろうから、けっこう危ないんじゃ?と。

少々心配しすぎな気もしますが、まあ確かにそういう事故も無いとは言えません。

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そこで、考えました。

上蓋を開ける形をやめ、収納部自体を手前に引き出せるように出来ないか?

引き出した収納部は、そのままベンチから分離して、台車のように自由に移動できるように出来たら便利じゃないか?

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台車式のデメリットとしては、

下にキャスターが付く分、収納部の深さが減ってしまうこと。

上蓋式と比べて作りが複雑になるので、手間やコストは増すこと。

そして、
キャスターなんて付けちゃったら、上蓋式よりよっぽど危ないんじゃないかということ(笑)

ですが、結論を言えば、ウチはこの台車式の収納箱を作っていただきました。

その完成品が、コレ。

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オモチャをぎっしり詰め込めて、重宝しています。
子供がこういうオモチャを卒業する頃には、また何か別のものを入れるスペースに化けてもらうつもりです。

キャスター付きなので、意図せぬ動きをして窓ガラスに突っ込んだりしないかと心配していましたが、そんなに軽くは動かないので、幸い危険度は低そうです。
とはいえ、子供の悪ノリには注意する必要がありますけどね。

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普段は下の写真のように、ベンチの一部としてぴったり収まっています。
キャスターも見えない作りにしてもらえましたから、変に目立つことなく部屋に溶け込みました。
見た目的にも満足しています。

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長くなったので記事を分けます。
続きは次回!