【OOSHITA’s BLOG】
今日のリアルタイム記事は、スタッフさんへのお詫びです。
先日、森田さんからLINEで連絡がありました。
「DVD用の写真20枚ほどとBGMを2曲、そろそろご用意していただけますか」
DVDというのは、引渡しの時に流してくださる、私たちの家族用映像です。
お祭り好き工務店の森住建は、地鎮祭から上棟式、引渡式などをシッカリ盛大に盛り上げようとする会社。
ですから引渡式の中でも私たちを泣かせようと、色々仕込んでくるのです。
その仕込みの一つがこのDVD。
私たちが好きな曲をBGMにして、私たちが子供の時から現在までの写真、家の建築過程の写真などを、1本のVにしてくれるとのことです。
きっと結婚式で流す生い立ちビデオに近いものだと思います。
写真はとりあえず20枚ほどと言われましたが、とても20枚には絞れない…
自分たちの写真はともかく、やはり子供の写真はなかなか削れません。
これは家づくりのビデオであって、かわいい子供を見るためのビデオではない。
それは分かってはいるんですけどね。
私たちにとっては子供の誕生・成長と家づくりが同時進行だったので、家づくり記録は子供の成長記録でもあり、やはり子供の写真はどうしても多くなるのです。
また、建築中の家にお邪魔した時の写真や、森住建スタッフさんたちがウチの子供と遊んでくれている写真なども入れました。
この人間重視のアットホームな雰囲気も、森住建という工務店の良いところだと思うので。
と、写真選びにばかりついつい時間をかけてしまいましたが、BGMとなる曲も選ばなければなりません。
森田さんからのLINEにはとりあえず
「およげたいやきくん」と「セクシャルバイオレットNO.1」でお願いします
なんて適当な返しをしつつ、嫁さんと2人で慎重に曲を選びました。
oasisなどの洋楽もカッコよくてアリかな〜とか、
小田和正さんの曲使ったら泣いちまうかな、とか。
で、結局、
初期のミスチルの穏やかな優しい曲と、
秦基博が娘さんのことを書いた明るい曲の2曲に決定。
そしてそれを昨日の夜中までかかってDVDに入れ、今日「おうちLABO」に持ち込みました。
そこで交わされた会話
私
「遅くなってすみませんでした。
このDVDの中に写真も曲も全部入れました。
念のため、一度パソコンで開けるかどうか試してみて下さい」
森田
「ありがとうございます。
いつもわざわざここまで持って来ていただいてすみません!」
私
「いえいえ、全然構いません。
でも結局20枚は選べなかったので、ちょっと多く入ってます。
私たちの写真とは別に、打ち合わせの写真とかも入れときましたし、私が撮った森田さんたちの写真も入れときましたから、よかったら使って下さい」
森田
「ありがとうございます。
ところで一つ、今更なお願いがあるんですが…」
私
「? なんでしょう?」
森田
「指定していただいた2曲だとちょっと短かったので、できればもう1曲選んでいただけたら、と…」
私
「それは構いませんけど、
指定した2曲、って…
曲名教えましたっけ?」
森田
「『およげたいやきくん』と、『セクシャルバイオレットNO.1』ですよね」(真顔)
イヤイヤイヤイヤ!!
それは冗談で言っただけですって!
しかし驚き半分、笑い半分で「イヤイヤイヤイヤ」を連発している私を見て、
森田さんに笑顔はなく、ただ呆然としています。
森田
「担当者が、もうその2曲で作り始めちゃってます」
Noooo!!
これはアカンぞ…。
森田さんによると、やはり小さな子供がいる家庭がほとんどなので、「およげたいやきくん」のような子供向けの歌を選ばれるご家庭も多いんだそうです。
祖母や甥っ子まで呼ぶ引渡式のDVDにセクシャルバイオレットは無いだろうと思うのですが、
「意外には感じましたが、冗談だとまでは…」
とのこと。
言われてからLINEを読み返してみると、確かに私が真面目に言ってるように見えなくもないかなぁ。
はっきりと「冗談です」とは言ってないし。
要するに、この件で誰かが悪いとしたら、それは完全に私なのです。
面と向かっての会話だったら、話の流れや言い方で、間違いなく真意が伝わったと思います。
しかし文字のやりとりでは私の軽口が森田さんに伝わらず、森田さんが冗談を本気にしていることも私に伝わらず、その結果、DVD制作係のスタッフさんに多大なるご迷惑をかけてしまいました。
ホントすみませんでした!
大変申し訳ないですが、やはりセクシャルバイオレットNO.1では引渡しのムードが…なので、今日持ち込んだ曲で作り直していただけますでしょうか?
そのセクシャルバイオレット仕様のVも見てみたい気がしますけど、それはあくまで別個ということで…
とにかく、今回は私の言葉足らずでご迷惑をかけ、本当に申し訳ありませんでした!