【OOSHITA’s BLOG】

私の土地購入の記事は、これでひとまず最後です。

だらだらと成り行きを書いてきましたが、たまにはこれから家づくりをする方の役に立ちそうな内容も入れなければ…と思いますので、今回は土地探しや交渉に関して私が思ったことをいくつか書いてみます。

もちろん、あくまで私が思っただけなので、参考程度に。

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① 広く情報収集すべし!

性格にもよりますが、できれば物件はいろいろ見て決めるべきだと私は思います。
土地って、思った以上に千差万別。
土地なんて結局ただの地面だろ?地球だろ?なんていうワイルドな考えは捨てて、なるべく多くの候補からベストの一つを選んだほうが、満足できる結果に結びつきやすいはずです。

また、有力な候補地に関しては、値段や地理地形だけでなく、ご近所のことや目に見えない地中の問題(何か埋まってるとか)など、出来る限り調べてから決めたほうが無難です。
ウチの候補地「100坪」みたいに、隣の配管が通ってることもありますから。
運が良ければ我が家のように営業マンが腰軽く調べてくれますが、自分でもなるべく情報収集するのが大事。

特に日照、騒音、匂い、虫、周辺環境などについては、必ず自分と家族の目で(目だけじゃなく体で)確かめるべきだと思います。
季節や時間帯、天気によって見えたり見えなかったりする現象もあるので、できれば条件を変えて何度も訪問したいですね。

とはいえ、慎重になりすぎて機を逃すようでは元も子もありません。
決める時は決めないといけないので、結局そのタイミングがいちばん難しいのかも。

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② 不動産仲介業社も様々

ちょうどHARUKITIさんもブログで書かれていたように、同じ土地を複数の不動産仲介業社が扱い、同じ土地なのに値段に差が出ていることがあります。
仲介手数料の上限は「土地取引の値段の3%+6万円」と決まっていますが、これより少ない手数料で受けてくれる業者もあります。
売主イコール 不動産業者である場合は、仲介手数料自体がかかりません。

そして何より、売主様との交渉をしてくれるか、してくれないか。
ここで大きく差が出ると分かりました。
ウチの場合はG不動産様(もはや様づけ)が積極的かつ上手に交渉してくれたおかげで、金額面で本当に助かりました。
逆に言えば、もし最初のグダグダ不動産の言い値で買っていたら…
車1台分くらい多く支払っていたことになりますね。

もっとも、G不動産様でも常にこんな値引きが引き出せる訳ではないでしょう。
ウチのケースは売主様側の事情も含め、色々な要素が重なっての相当なラッキー値引きだったんだと思います。
しかも、もともとの値段設定が高めだったので、値引きによってようやく適正価格になっただけだという見方も…

ですが、不動産仲介業社がとりあえず交渉にトライしてくれるかどうかで、結果に大きな差が出ることがあるのは事実。
やはり、厚かましい希望も一応しっかり伝えてみるのが大事みたいですね。

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③ 値引きにつながったポイント

今回、売主様には大きな値引きに応じていただけました。
その要因についてG不動産様に伺ったところ、以下のような点がポイントになったそうです。

• 数年間売れていない土地だったこと
もともとの値段設定が高めだったせいか、当分の間売れ残っていたという事実。
これがやはり値引きに踏み切る大きな理由だったようです。

• 手付金の金額
手付金の金額を多めに設定したことは正解だった模様。
手付金が少ないと「本当に買ってもらえるのか?」「本当に払ってもらえるのか?」という疑念が拭えないので、売主様も一歩引いてしまうんだとか。

• 残額現金一括払い
これも売主様から見れば安心要素ですから、値引きに応じる理由のひとつになったそうです。
こちら側はしんどいですが、それで支払い金額が下がるなら頑張れますね。

• 条件を明確にしたこと
交渉をG不動産様にお任せするにあたり、こちら側の希望金額を明確に伝えて託したことで、交渉がしやすかったと言われました。
「できるだけ安く」みたいな曖昧な指示を受けることがけっこう多いらしく、そうなると交渉中にゴールが見えないのでやりにくいそうです。

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自分の土地購入に際して、私が感じたり理解したポイントはそんなところです。
なんだか偉そうにアドバイスしてる感じになっちゃってスミマセン!

とにかく、自分なりに最善を尽くしたこと+幸運に助けられたことで、満足いく形で土地を購入できて幸せに思っています。

とはいえもちろん、そんな「ホームセンター」の土地にも弱点はありました。
パーフェクトな土地なんて無いですもんね。
その話はまた、別の機会に。