【OOSHITA’s BLOG】
森住建さんの家を初めて見せていただいた後、せっかくだからこのままもう少しお話をということで、再び「おうちLABO」へ。
前回の記事でも書いたとおり、私たちの気持ちはすでに森住建さんに傾きまくっていました。
移動中の車内(森田さんたちとは別車両)でも
「もう、森住建で決まりやろ!」
「うん、ぶっちぎりだね!」
といった発言が飛び交いました。
でも、
ビジネスとはタマの取り合い。
話を優位に進めるためには、こちらの浮かれっぷりを安易に悟られてはなりません。
「おうちLABO」に着いた私たちは精一杯クールさを保ちながら打ち合わせに臨みました。
まぁたぶん、バレバレだったでしょうけどね。
さて、ここから話し合いです。
話し合いが始まる前に、この時の三者の考えを推測込みで整理しておくと、
【設計・桐山さん】
このお客さんから契約が取れれば、新商品ALIVIOの初施工事例となる。
魂を込めて開発設計した新商品。
ぜひ、ALIVIOを建ててもらいたい!
【営業・森田さん】
会社としてはALIVIOを建ててもらいたいけど、この夫婦に聞いている予算では少々厳しいかも。
標準商品「暖森の家」の線も捨てずに話を進めていかなくちゃ。
なんかこの夫婦、他社もたくさん回ってるみたいだし。
【私たち】
依頼先は、もはや9割がた森住建で決定!
商品の選択に関しては、ハイグレードでおしゃれなALIVIOは魅力的。本音を言えば、これを建てたい。
でも標準の「暖森の家」でも充分な性能があるし、その方が間取りとかを自由に作れる。
(※ 私たちがALIVIOを建てるとしたら、限定2棟の特別価格、ただし間取り等は決定済みのモデルハウス仕様となる。)
ALIVIOの設計図に不満がある訳じゃないけど、実は1つ、私たちにとっては重要な変更要請ポイントがある(次回書きます)。
そこが変更できないなら、やはりALIVIOを建てるのは難しい。
あと、「暖森の家」なら予算内に収まりそうだけど、ALIVIOだと少々はみ出そう。
結論、
今日見せていただいたようなおしゃれな家を、「暖森の家」仕様で作ってもらうのが現実的かな。
ALIVIOの線も捨てたくはないけど…。
こんな感じで、まだそれぞれが少しずつ違う気持ちでいました。
さて、私たちとしては、自分たちの考えを森田さんたちに伝えなくちゃいけません。
特に桐山さんには、しっかりと伝える必要があります。
さあ、どうやって切り出そうかな。
とりあえず私は、あらかじめ準備してきた紙を取り出しました。
前回いただいた資料や聞いた話、森住建HPで収集した情報をもとにまとめた、「暖森の家」と「ALIVIO(2棟限定仕様)」の対比表です。
※ 今になって見ると不正確なところもあるので、詳細な内容は載せません。ご容赦を。
コレを見せて、私たちの理解に間違いがないかをまず確認。
同時に、この表には私たちの主観も書いてあるので、私たちがALIVIOや「暖森の家」のどういったポイントに惹かれ、何をマイナスと捉えているのかも相手に伝わりました。
いよいよここから、本気モードの話し合いがスタートです!