【OOSHITA’s BLOG】

森住建さんでALIVIOを知った翌週末、私はC社の住宅展示場を訪問しました。

対抗馬候補としてC社を選んだのは、まず価格帯が森住建さんに近そうだったこと。

第二に、常設のモデルハウスが市内にあって見に行きやすいこと。

そしてもう一点は、C社標準のタイル外壁です。
森住建さんの外壁は基本塗り壁かサイディング、ガルバリウムなどで、タイルはあまり扱っていない様子。
ならば、ここは森住建さんとは違ったセールスポイントのある会社に行ってみようと考えたのです。

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この日、C社に行ったのは私だけ。
嫁と子供は留守番です。
というのも、嫁の心はどうやらもう森住建さん一直線。
ほかの会社は呼び捨てなのに、森住建だけ「さん」付けで呼んでいる事実からも、それは明らかでした。

C社を見に行こうかと私が提案すると、あっさり「行ってきて。」

…ハイ。

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市内のC社の住宅展示場には、同社のモデルハウスが3軒並んで建っています。
大きな住宅展示場でも、同じ会社の建物が3軒並んでいるということはあまり無いですよね。ぜいたく。

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車から降りて、あらためてモデルハウスの外観を眺めます。

3軒全て、タイル外壁。

そうです。
抑えた価格帯でタイル外壁を実現できるところが、C社最大の特長。
いや、ほんとは他にも色々あるんでしょうが、私が感じた一番の魅力はそこでした。

そもそも私たちがタイル外壁に惹かれ始めたのは、昔ハウスメーカーを巡った時。
3年経って好みが色々と変わっていった中でも、できれば外壁をタイルにしたいという希望は根強く残っていました。

タイル外壁の魅力は、私の理解では
・高級感、ホンモノ感がある
・傷や汚れ、色褪せなどの経年劣化がしにくい
・サイディングと違い、基本的にメンテナンスフリー

逆にデメリットは
・初期費用が高い
・重いうえに大きな負荷がかかれば割れや脱落が生じるので、地震への不安が大きい

といったところでしょうか。
デメリットもあることは理解しつつ、それでもずっと惹かれていました。

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この時もモデルハウスの外壁を見て、やっぱタイルいいねと確認。
とりあえず3軒あるうちの端っこに入ろうとした時、後ろから営業さんに声をかけられました。

「すみませんお客様、その建物は倉庫となっておりまして、中はご覧いただけません。」

3軒並んでいても、どうやらモデルハウスというのは1軒のみ、あとは倉庫と、主に打ち合わせ用に使われる家のようです。
せっかく3軒建てたなら、好みに合わせて3パターン見れるといいのになぁと、ちょっともったいない気もしました。
きっとコストの関係とか色々あるんでしょうね。

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で、中を見せてもらった感想ですが、

う〜ん、まぁ、これくらいが現実的ですよね〜

というのが正直な感想。

それまでに多数見てきたモデルハウスのように、ふんだんに無垢床を使うとか、贅沢に塗り壁を使うということは無し。
私が大手HMの豪華モデルハウスに慣れてしまっていたせいかもしれませんが、屋内を見て「これはいい!」みたいなことはありませんでした。
壁紙の継ぎ目とか、内装の細かい部分の仕上げにも少し目が行ってしまいました。

あと、断熱の方法がちょっと不安。

C社が採用しているブローイング工法という断熱方法は、私の素人感覚だと、年月とともにどんどん劣化していきそうな気がする。
この点は訪問前から気になっていたので営業マンに聞いてみましたが、安心できるような説明がないまま終わってしまいました。

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ただ、豪華ポイントが少ないということは逆にメリットでもあって、
営業さんに教えていただいた平均的な価格は、いちばんスタンダードな商品だと森住建さんよりも安そう。
なのに、全面タイル外壁が標準です。
これはプラスポイント!

あと通し柱の多さも力説されました。
ウチは1階から2階まで貫通する柱が多いから、地震に強いですよと。

「通し柱の数は耐震性にはあまり影響しない」という記事も読んだことがありますが、どうなんでしょうね?
真偽は素人には分かりません。
でも強そうな気はしますよね。

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世間話も含めて90分ほど話を聞き、C社訪問は終了。

訪問のビフォーアフターで、あまり印象の変化はありませんでした。
簡単にまとめると、内装や断熱には不安があるけど、タイルと価格は魅力的。
営業マンは私と同い年の方で、話題は合いそうでした。

もらった資料を家で見て、もう一回来たいと思えたら、その時にとりあえずプランをお願いしてみようかな。
そう考えながら、この日は一旦、家に帰りました。

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一旦帰った私は、昼食をとってから再びお出かけ。
大忙しです。

行き先は、森住建「おうちLABO」

そう、この日の午後は、森住建さんと約束してあったのです。

このブログに何度も出てきている「あの家」、
ALIVIOのカタログに載っている「あの家」を見に行く約束です。

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今度は嫁も喜んでついてきました。