【OOSHITA’s BLOG】
✳︎ 再び、昨年6月の話に戻ります。
二回目の訪問で予算面がクリアできそうだということが分かり、一気に現実的な候補となってきた森住建。
ノッてきた私たちに対し、営業担当の森田さんからは、森住建という会社について丁寧な説明がありました。
こちらが乗り気じゃなければ「そんな説明、長々と聞きたくないよ」と感じるんでしょうが、こちらも興味津々なので、食い入るように聞いた覚えがあります。
その内容は、ここで書くには少々長いので省略。
でもいくつか要点をあげれば
「100人いたら100通り」
「建ててからが本当のお付き合い」
「建築以外でも地域に貢献したい」
などなど。
企業理念をこれほど丁寧に話された会社は初めてで、他社とのカラーの違いを感じました。
その他にも、工法の話や家を建てるまでの流れなど、大事なことをダイジェスト的に聞きました。
おそらく、この説明は社内でマニュアル化されているんでしょうね。
マニュアルを愚直にこなす森田さん、チャラさゼロでした(笑)
そんな中。
それまでお地蔵様のように大人しくしていた息子が、突然ぐずり始めました。
そこで、嫁が息子を抱いて席を立ち、店内を歩き回ってあやしました。
その間、森田さんと私で色々と話をしていたのですが、
数分後。
戻ってきた嫁が、なにやら興奮ぎみです。
「ねぇねぇ、あっちに『限定2棟、特別価格』っていう看板があったんですけど」
「ああ、ウチの新商品なんですよ。
デザインと機能の両面で、ちょっと贅沢な家です。
建ててからしばらくモデルハウスにさせていただくのを条件に、特別価格でご提供させていただくつもりなんです。
ご主人もご覧になりますか?」
「特別価格」的なワードには極めて敏感な嫁。
さすがに目ざとく見つけてくるなぁと感心しながら私も席を立ち、その看板を見に行きました。
ほほぉ。確かにスタイリッシュな感じやね。
でも、このCG1枚じゃ分からないよね〜
黒い家を建てるつもりもないし…
とかブツブツ言っていると、そこはさすがに営業マン。
森田さんがすかさずカタログを持ってきました。
白い正方形のカタログが2冊。
よく見ると、1冊は金色のロゴ、もう1冊には銀色のロゴが表紙に入っています。
金ロゴのほうは性能について、銀ロゴのほうはデザインについての内容となっているそうです。
なんかカタログの造りまで凝ってますね〜と思いながら何気なく開けてみて、
息を呑みました。
あの家だ。
雑誌で一目惚れした、あの家だ。