【OOSHITA’s BLOG】

東京生活が終わりました。
豪雨の静岡を抜けて岐阜へ向かいながら、先日行ってきた新宿の「リビングデザインセンターOZONE(オゾン)」について、少しレポートしておきたいと思います。

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まずはいきなり、お詫びと訂正です!

前回、OZONEについて「ビルがほぼ丸ごとインテリアショールーム」と書きました。

というのも、このビルは1階と2階がロビーやエントランスとなっており、その上にあたる3階から8階までが全てこの「リビングデザインセンターOZONE」なんですね。
で、そのOZONEというエリアの中に、人気の「コンランショップ」というお洒落インテリアショップをはじめとして、25ものインテリア関係ショールームやギャラリー、セミナー会場などが入っているわけです。

その説明を読んで、浅はかな田舎者の私は
「全部インテリア関係施設なんや!すげぇっ!」
と思い、「ビルがほぼ丸ごと〜」と言ってしまったのですが…

実際に着いてみると、OZONEのビルは

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地下地上合わせて、57階建てでした。

新宿って、都会ですね。

そんなわけで、全然「丸ごと」ではなかったので訂正しておきます。

目的地に着くなり都会の洗礼を浴びた私ですが、気を取り直してエレベーターで3階へ。
ここから上に向かって順番に攻める作戦です。

しかし、3階でエレベーターを降りてみると、エレベーター前で待ち構えていた女性がいきなり満面の笑みで「受け付けお願いしま〜す!」と言ってペンを差し出してくるではありませんか。

びっくりして「えっ受付が要るんですか?中に入るだけで?」と聞くと「はい」との回答。

困惑する私。

ひょっとして、新宿ではエレベーターを使うと住所や名前を書かなければならないのか?いや、さすがにそれは無い。では、このフロアだけ特別に警備が厳しいのか?いやいや、それもおかしい。となると、そもそもOZONEというのはインテリアショールームを装って名簿データを集める犯罪組織なのでは?くそっ!いくらオレが田舎者だからって、そんなのには騙されないぞ!

と、一瞬で色んなことを考えましたが、次の瞬間女性の口からは
「えっと、ヘーベリアンではない…んですね?
失礼しました!」の一言。

これで分かりました。

この日は、たまたま3階でヘーベリアン(ヘーベルハウスのオーナーさん)たちのパーティーをやっていて、私を出席者と間違えて受付を勧めてきたようです。
なんだ、そんなことか。

彼女たちが大掛かりな犯罪集団であるという誤解も解けたので、冷静になって周りを見てみると、100人をこえる方々がそれぞれテーブルを囲んで談笑していました。
きっと都内で家を建てた方々なんでしょうね。先日土地価格について色々調べた後だけに、都内でヘーベルハウスを建てるのにいくらくらいかかるのか、聞けるものなら聞いてみたかったです。

こうして偶然ヘーベリアンの集いに鉢合わせたわけですが、考えてみれば、ここに来ていた100人以上の人たちの中で、新宿近辺に建てた人なんてそうはいないはず。
ということは、皆さん電車なり地下鉄に乗って、わざわざここに集まってこられたわけです。しかもこのビル、駅からは少し離れています。

それでも嬉しそうに集まってきている人たち。
それを見ていた部外者の私も、「家が完成した後にもビルダーとオーナーさんたちが集まるっていうのは良いことだな」と感じさせられました。

思うに、ビルダー側が積極的にこういう機会を設け、オーナー側もみんな喜んでやって来るとしたら、その会社はある程度健全と言えるんじゃないでしょうか。

だってオーナー側は、建てた家や建ててくれたメーカーに満足していなければ、引き渡し後のイベントになんて足が向かないでしょう。
ビルダー側も、お客を満足させているという自信がなければ、クレームを持ち込まれる機会をわざわざ作るようなことはしたくないはずです。

もちろんイベント特典なども付けて参加を呼びかけているんでしょうが、こういうイベントにオーナーが集まるかどうかを見るだけでも、ある程度そのビルダーの質が分かるんじゃないかなと、私は思います。

話が逸れました。
まだOZONEの中身について何一つ書いてませんね…

でもそろそろ、新幹線を降りなければなりません。
OZONEで見たショールームなどについては、また後日!