【OOSHITA’s BLOG】

この日は「おうちLABO」ではなく、完成見学会場に行ってそのまま打ち合わせ。
なるほど、こういうパターンもあるわけね。

会場は、可愛らしさを前面に出した、広い新築のお宅でした。
私たちが建てようとしている家とは全くテイストが違いましたが、それだけに新感覚で楽しく見学。

それにしても、お客さんがひっきりなしに来るのにはちょっと驚いてしまいました。
完成見学会って、こんなに混み合うの?
まぁ私たちもその中の1組なんですが。

それに考えてみれば、前回見学した大人っぽい「あの家」を作ったのも森住建なら、ピンクの壁や柔らかいアーチを多用した可愛らしいこの家を作ったのも森住建。
可愛らしいとは言っても、「男のロマン」本物の暖炉も入っていたりして。

お客のニーズに合わせて色々な家を作れる事実を見せてもらいました。

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さて、私たちにとっての本番は、見学後の打ち合わせです。
今回は営業の森田さんのみ。
桐山さんは別件対応のため、「おうちLABO」でお留守番だそうです。

早速森田さんに「ホームセンター」の自治会のことを聞いてみると、待ってましたとばかりに資料を見せてくれました。

「○○町自治会報告書」

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わざわざ作ってくださったようです。

森田
「色々調べてみましたので、これを見ていただきながらご説明します!

まず、自治会長さんは○○さんという方です。
お宅の場所は地図に書いておきました。
お電話番号はこちらです」


「あ、分かります分かります!
広い立派なお宅ですよね。」

森田
「ハイ。すごく良い方でしたよ!」


「へぇ、話されたんですか?」

森田
「ええ、突撃してきました!
事情をお話ししたら、すごく親切に色々教えてくださって。
かなり長い間、その方が自治会長をなさってるみたいで、何でもご存知でした。

ここは新しい街で若い世帯ばかりなので、煩わしい決まり事などは全然無いらしくて、…」

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森田さんは私たちがお願いした以上に、色々と情報を仕入れてきてくださっていました。

要点だけざっくり言うと、

① 自治会の行事や会費に関する負担は、極めて少ない。

② 役員が回ってくる順番も、ずっと先。

③ ごみ捨て場は絶妙な近さ。

④ やはり同年代の世帯が多い。

⑤ 市街化調整区域だが、普通の家の建築許可は問題なく下りる。

⑥ 自治会長さんは大人なお方。

などなど、聞けば聞くほど良いことずくめ。
ますます欲しいぞ、この土地が!

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続いて森田さんが示してくれたのは、2枚の見積書でした。

1枚は限定ALIVIOのもの。

そしてもう1枚は、森住建の標準商品「暖森の家」の仕様で、デザインを限定ALIVIO風にした場合のもの。

値段の方は、おおむね想像通りというか、もともと聞いていた値段どおりでした。
すなわち、
私たちの大まかな予算ラインを挟んで、「暖森の家」は内側に納まってるけど、限定ALIVIOはちょっと上。
う〜ん、惜しい…。

決してお金持ちではない私たち、限定ALIVIOのほうがもうちょっと下がればなぁというのが本音でした。
でもその一方で、こと限定ALIVIOに関しては、値引きはこれ以上ムリだろうと思っていました。

モデルハウスとして使用するがゆえの限定仕様、特別価格。
普通の家とは事情が違いますから、最初から大きな値引きがされています。
予算から少しはみ出すとはいえ、充実した仕様を踏まえれば、充分に納得できる価格です。
実際、この仕様でこれ以下の値段は無いだろうなと、今でも思っています。

あとは、土地をいくらで買えるのか、地盤改良費がいくらかかるのか等によって、お財布具合は変わってきます。
それに、階段の件(標準仕様の鉄骨階段をグレードダウンして、普通の階段に変更できるか?)の結論もまだ出ていなかったので、限定ALIVIOを建てられるかどうかはまだ保留。

でも気持ちとしては、建てたいんだよねぇ、限定ALIVIO…。

ALIVIOを建てたいのは森住建側も同様です。
実はこの日、早速こんな物が用意されていました。

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「ホームセンター」に限定ALIVIOを建てたらこんな感じになるよ、というシミュレーション写真です。
サプライズ的に出されて、ちょっとテンションアップ!見入ってしまいました。

聞けば、森田さんだけでなく桐山さんも現場を確認に行き、この土地を気に入ってくれた模様。
でもこのイメージ写真は、ただ私たちを喜ばせるために作ったのではないようです。
お隣さんとの位置関係を把握して、影のでき方などをシミュレーションしたらしい。ナルホドね。

このイメージみたいに本当に限定ALIVIOを建てられたら、皆がハッピーですね!

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そうそう、余談ですが、
この日は打ち合わせ後の雑談で、ちょっとしたミラクルが発覚しました。

仲のいい知人から聞いた自治会関係の苦労話を私が何気なく口にしたところ、森田さんがやたらとその話に反応するのです。

「…どうしました?森田さん」

「いえ、すいません。
…ちなみに今のお話、どちら様のお話ですか?」

「A市Y町の鈴木さんという人ですが」

「も、もしかして、その鈴木さんってかなりショートヘアで、ものすごく童顔の?」

「そうです。超かわいい子ですが…ご存知で?」

「知ってるもなにも、私の最初のお客様です!」

「ええっ!?そんなことあんの!?
そういえば、家は地元の工務店で建てたって言ってた。
森住建だったんや!?」

というわけで、知人の家を建てた会社が森住建、担当した営業マンが新人時代の森田さんだったということが、このタイミングで発覚。
運命だの運勢だのには興味のない私ですが、この偶然にはちょっとびっくりしました。
なんつうか、ご縁がありますね。

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帰り際。

玄関で靴を履いていると、森田さんが一人の男性を紹介してくださいました。

太い眉ににこやかなえびす顔。
見覚えがあるぞ。

雑誌に載っていた営業マンだ!

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「上司の林です」

名刺をいただくと、肩書きは新築事業部部長!
偉い方だったのね、納得。
なんかいかにも信用できそうですもん。眉毛太いし。

その林部長からも
「ALIVIOを是非、よろしくお願いします」
と頭を下げられ、
「できることなら建てたいと思っています」
と正直な気持ちをお答えしました。

居合わせた社員さん全員に見送られて会場を後にしながら、私たちは改めて意思統一。

「もう、依頼先は森住建さんに決まりでいいよな」

「うん」

「今日の見積もりくらいの値段なら、ALIVIOもムリではないよね」

「そうだね、そう思えてきた。
でも予算より上なのは間違いないから、どこかで節約しないとね。
階段の変更で安くなったり、土地代とかで少しでも浮くといいんだけど…」

「だな」

お金のこと、階段のこと、土地のこと。
全部片付けば、喜んでALIVIO第1号にならせていただきますよ!

そんな気持ちが固まった打ち合わせでした。