【OOSHITA’s BLOG】
ホームセンターそばの土地が消えたことにより、第一の(というか唯一の)候補地となった「100坪の土地」。
前の記事でも書いたとおり、ここはここで素晴らしい条件の揃った土地でした。
しかし当然、全てが100点満点ではありません。
現場を何度も確認し、管理会社にも問い合わせて情報をいただいた結果、いくつかマイナス要素も…。
【マイナス要素】
条件の割には安いが、それでも希望の価格帯を300万円もオーバー。
南側に3階建てのアパートが建っていて、日当たりに影響がある。
そのアパートの雨水排水管が、こちらの土地の中を通っている。
標高が低く、ハザードマップで確認すると水害の恐れの高い地区に入る。
準防火地域なので構造上の条件があり、建築費用も上がりそう。
道路と敷地の間に用水路があり、臭いや虫、雑草対策、子供の転落などが心配。
また、用水路にかけられた橋を通らないと出入りできない上、橋の占用料を支払わなければならない。
とまあ、ざっとこれくらい。
あと広さゆえの固定資産税とか、外構費用の増大とかも覚悟しなければなりません。
なんだ、マイナス要素のほうが多いじゃねぇか!と言われそうですね。確かに..。
でもプラス要素(利便性と広さ)もやはり大きく、捨てがたいのです。
私たちはリアルにこの土地に住むかどうかを判断しなければなりませんでしたから、この土地のプラス要素とマイナス要素を吟味して、天秤にかける作業に入りました。
その検討内容を細かく書きはじめると、とんでもなく長くなりそうです。
なので、結論だけ。
【結論】
この土地は、良い!
デメリットのほとんどは、メリットに比べれば小さいか、または対策がとれる。
ただし、即決はできない。
決めるためには、3つのハードルを越える必要がある。
① 値引き交渉により、少なくとも100万円以上の値下げを実現すること。
② 隣アパート雨水排水管がウチの敷地内で破裂するなどのトラブルがあった場合、修理をどのようにするのか、納得いく取り決めを正式にしておくこと。
③ できれば基礎を高くする等の水害対策をとり、それでも尚、予算内に収めること。
出典:国土地理院ウェブサイト
こうして考えをまとめてみると、最大の障壁は、やはりお金。
でも、この土地がすでに充分お値打ちであることを考えると、土地の値下げはそれほど期待できないでしょう。
となると、家の費用とトータルでどれくらい抑えられるか。
つまり工務店側がどれくらいの良心価格で建ててくださるのかがネックになってきそう。
以前の記事で「坪単価60万円台におさまるならば…」と書きましたが、これはやや下方修正することになりそうでした。