【OOSHITA’s BLOG】

前回の記事を書いた時点では、今回の内容はもっとずっと後に書こうと思っていました。

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というのも、このGRAFTEKT(グラフテクト)のキッチンは、何を隠そう森住建ALIVIOの標準仕様品!
言い換えれば我が家で採用する物なのです。

だから、まずはハウスメーカー選びやALIVIOについての基本的な話を終えてからにしようと考えていたのですが…
考えた結果、やっぱり今書いちゃう方がベターかな、と。

理由は簡単、OZONEで見てきた実物の記憶が鮮明なうちに書いた方が良いからです。
それに、後回しにしてたら仕様が変わっちゃった、なんてことも無いとは言えません。情報は鮮度が命!

ということで、今回は我が家に入る
"GRAFTEKT"のキッチンをご紹介したいと思います。

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GRAFTEKTは新しいブランドです。
新しいというより、生まれたばかり。
ネット等で検索しても、まだほとんど情報がないくらいです。

では歴史が無いかというとそうではなくて、GRAFTEKTを展開する株式会社TJMデザイン(タジマデザイン)は操業100年以上。
その間、主に大工さんたちが使う道具を作り続けてきた、その世界の草分け的存在だそうです。

でもそう聞くと、「大工道具の会社がキッチンなんて作れるの?」と思ってしまいますよね。私も思いました。

しかし、このTJMデザインは40年ほど前からドイツなどの輸入キッチン販売を開始。その後、ヨーロピアンテイストのキッチンをお客の要望に合わせて作るオリジナルキッチンの分野でもトップメーカーに成長しました。
デザインセンスは秀逸で、今やミラノなどファッション発信地の伝統あるイベントにも出展し、高い評価を得ているそうです。

このTJMデザインのキッチン部門こそが、高級カスタムキッチンを夢見る方々から絶大な支持を得る
“kitchenhouse (キッチンハウス)"
なのです!

http://www.kitchenhouse.jp/

正直、これまで実家やアパートの台所しか知らずに来た私は、他のブロガーさんや嫁が言う「オシャレなキッチン」という言葉がピンときませんでした。
各ハウスメーカーのモデルハウスや家電メーカーのショールームを見ても、デザイン面で気にしていたのは色くらい。
キッチンなんだからまずは機能で選び、その上で色も選べるなら好みに近いものを選べばいい、という感覚でした。

でもkitchenhouseの施工例を見て、「オシャレなキッチンてこういうことか〜!」と分かりました。
どの施工例を見ても、キッチンがインテリアの主役とも言えるような存在感。
LDKにドンと据えられる物ですから、キッチンがこれだけオシャレなら、家の雰囲気が大きく変わるでしょうね。

なお、Web情報ですが、日本の有名人の中にもkitchenhouseのファンは多く、実は皇室でも愛用されているんだとか。
粗悪な製品ならばあり得ない話ですよね。

しかし、オンリーワンのカスタムキッチンは当然値も張ります。
よっぽど資金に余裕がある方、あるいは他の設備を諦めてでもキッチンにだけはこだわりたい!という方でなければ、なかなか手が出ません。

そこで新しく登場したのが、TJMデザインの規格型キッチンブランド"GRAFTEKT"なのです。
(※ 正確にはキッチンだけでなく、その周辺に置かれる収納家具やソファなども扱っています)
高い性能と高級感あるデザインはキープしつつ、規格化することでコストは驚くほど抑えられています。

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ですから、ウチのように
「キッチンのグレードを上げるために他を落としたくはない!
でもやっぱりキッチンのデザインも性能も捨てたくない!
しかも、できれば他とはひと味違うものが良い!」
というワガママな人には、まさにうってつけ。
好みの問題は当然あるでしょうが、私たちの場合はデザイン的にストライクでしたから、文句をつける理由ナシです。

アンテナを張ってGRAFTEKTの存在をキャッチし、大阪まで視察に行った上でALIVIOへの標準採用を決めてくださった森住建のスタッフさんに感謝!

ただし!

「大阪まで行って…」ということからも分かるとおり、実物を見て確かめられる場所がほとんど無いのが、施主的にはちょっと不安です。
岐阜には店舗が無く、名古屋のkitchenhouseショールームにもGRAFTEKT製品は置かれていません。
カタログだけでもかっこ良さは分かるんですが、実際の質感や引き出しの締まり方など細かい部分は、やはり実物を見て触って確認したいものですよね。

私たちは用心深いものですから、「カタログは確かにかっこいいけど、実物は案外ショボかったりするんじゃないの?」なんていう疑念を拭いきれずにいました。

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【カタログより】

そんな中、降って湧いたような東京出張の話。
東京の情報を調べてみると、まさに新宿OZONEにGRAFTEKTブランドのショールームがオープンしたばかり。
これは行くしかないでしょ!

とヨメに言われ、行ってきました。

そんな訳で、実際のGRAFTEKTキッチンを触ってきた感想を次回レポートします!