【OOSHITA’s BLOG】
今回からは、私たちが出した要望メモの中から、最終的に叶わなかったものや採用しなかったものをご紹介していきます。
◾️2台駐車のビルトインガレージ◾️
限定ALIVIOの場合、ビルトインガレージが設計に組み込まれています。
でも、そこに駐めることができるのは1台。
我が家は2台持ちなので、どうせなら2台とも駐められるよう、ビルトインガレージを広げられないか?
だって、1台はビルトイン、もう1台はカーポートって、なんだか中途半端じゃない?
限定ALIVIOこだわりの外観も、手前にカーポートを作ったら遮られてしまうことになるし。
そう思って2台駐車のビルトインガレージを要望に入れましたが、これは叶いませんでした。
ダメだった理由は、
・土地の幅が足りず、2台を並べて駐車するだけのスペースが確保できない。
(どうしても2台並べようと思うと、和室や家族用玄関の位置を変えなければならない。それは限定ALIVIOではムリな話。)
・奥行きのあるビルトインにして縦列駐車をするなら可能だが、それは私たちが拒否。
二人とも毎日車を使うし、特に私は急に外出しなければならないことも多々あるので、その度に車を入れ替えてなどいられない。
・予算的にも厳しい。
土地の幅があと1〜2メートルほど広ければ、ひょっとしたら可能だったかもしれません。
でも、現実に土地が足りないんだから仕方がありません。
この要望は夢に終わりました。
しかしその後、カーポートを選ぶ際。
桐山さんたちが私と一緒に、先輩施主さんたちのカーポートを見にいく旅に付き合ってくれました。
カタログと実物を見較べながら仕様を決めることができたおかげで、家の雰囲気を損なわない、というかぴったり合ったカーポートができたと思います。
また、カーポートは家の軒とうまく重なるように設置してもらえました。
そうすることで、雨の日でもほとんど濡れずに家に出入りできるようになりました。
もちろんビルトインほど完璧な雨よけにはなりませんが、充分です。
そんなわけで、「ビルトインガレージに2台」という贅沢な要望は叶わなかったものの、落とし所としては良い形で落ち着いたと思っています。
予算が増大することもなく、満足です。
決着がついていないのは、
「嫁と私のどちらがビルトインガレージ内に駐車するのか?」
という重要な問題。
打ち合わせ中や工事中にも、夫婦漫才のように「俺が」「イヤ私が…」とやり合い続けてきました。
森田さんたちは毎回「また始まった…」と苦笑い。
私の車のほうが一応高かったし、汚れが目立つ色なので、ビルトインガレージの主として相応しいと思います。絶対。
ただいかんせん、1個しかないチャイルドシートが嫁の車に乗っている…
これが致命的です。
雨のこと、夏季の車内温度のこと。
そのへんを考えると、
「ビルトインに駐車する車
=子供を乗せる車
=嫁の車」
という理屈には逆らえません。
そんなわけで、この戦いは敗色濃厚です。