【OOSHITA’s BLOG】
限定ALIVIOを建てるという細〜い望みを絶やさぬよう、私たちはわずかな手持ちの武器で桐山さんたちにアピールしました。
まぁ悪あがきです。
私たちの手持ちの武器とは何か?
笑顔です!
…嘘です。
そんないい笑顔は持ってません。
私たちの武器。それは「土地」でした。
…あ?お前ら土地持ってないって言ってたじゃねえか!
と、叱られそうですね。
もうちょっと正確に言いましょう。
たくさんの土地を検討してきた私たちは、森住建さんが喜びそうな土地をひとつ、知っていました。
新商品ALIVIOのモデルハウスを建てるのに打ってつけの土地です。
言い方が悪いですがそれをエサにして、
「私たちはこんなにいい土地を知ってますよ!
ここに新商品を建てたくないですか?」
と、逆セールスをしたわけです。
その土地とはズバリ、しばらく前の記事で書いた「ホームセンターそばの土地」。
実はこの土地、偶然にも、限定ALIVIOを建てるにはピッタリの条件を備えていたのです!
私
「ところで森田さん、先日は土地を紹介していただいてありがとうございました。
良い土地だったんですが…」
森田
「A市は待機児童の問題があったんですよね。惜しかったです!
A市以外で良さそうな所、今も探してますので!」
私
「ありがとうございます。
でも実は、今検討してる土地が2つあって。
先日もチラッと言ったんですが、岐阜市内とB市内に」
森田
「はい、実はもう見に行かせていただきました!
どちらも良い土地ですね。
B市の方は、大きなホームセンターのすぐそばでしたね」
私
「そう、ソレ!
あそこ食料品とかも売ってるから、いつもお客さん一杯でしょ?
私たちもあそこで買い物してますもん。
普段からたくさんの人が集まってる場所だから、そこにモデルハウスを建てれば、集客効果が高いと思いませんか?」
森田
「確かに、めっちゃ目立つでしょうね!
自然にお客さんの目に止まると思います」
私
「でしょ?
周りも新しくてきれいな家ばかりだから、イメージも良いと思うし。
やっぱり新商品のモデルなら、イメージは大事ですよね」
森田
「それは言えるかもしれませんね」
私
「ホームセンターに迷惑をかけるようじゃいけませんけど、モデルハウスを見に来たついでにホームセンターで買い物をしていく人もいるでしょうし、森住建のスタッフさんや関係業者さんもホームセンターで買い物をするでしょうから、双方にメリットがあります。
しかも、すぐそばに他のハウスメーカーさんのモデルハウスが複数あるんです。
そちらを見に来たお客さんがその足で来てくれたり、逆に、ALIVIOを見に来たお客さんがついでに近所のハウスメーカーに行っても良いと思うんですよね。
歩いていける範囲だから、ちょっとした住宅展示場みたいな感覚で。
お客さんにとっても、そうやってまとめて数軒回れるのはありがたいと思います。」
桐山
「へえ、そんなに近いんですか?」
森田
「うん、ほんとに目の前。」
私
「そうなんです。
で、他社のモデルハウスもまとめて見学した上で、1軒決めてもらえばいい。
きっと他を押しのけて森住建さんが選ばれますよ!
少なくとも私が客なら、ね」
森田
「ありがとうございます(笑)」
私
「あと、街中のモデルハウスだと、お客さんの駐車場をどうするか困りますよね?
けどここだったら、近所の空き地の地主さんか、ホームセンターの責任者にきっちり話をして交渉すれば、そこも解決できると思います」
森田
「なるほど、良いですね!」
私
「しかも!向きも良いんです。
限定ALIVIOは間取りができ上がってますから、今から家の向きを変えたりできないんでしょ?」
桐山
「ええ。
主に東と南から光が入るよう考えて作っていますから、土地の向きに合わせて単純に90度回転させるとか、反転させるといったことはできません。
ビルトインガレージが西を向く形ですので、西側から出入りができる、西接道の土地が必要となります。
また、この間取りの家がすっぽり入る広さも必要です。
実はこの土地の向きというのが、けっこう難しくて…」
森田
「そうなんです。
限定ALIVIOを気に入っていただいたのに、土地の向きや形が合わずに建てられなかったというお客様もみえました」
私
「そうでしょうそうでしょう。
だいたい、宅地って南向きか北向きが多いですもんね。
ところで!
ウチのこの土地はどっち向きだと思います?」
森田
「西!西向きでした!」
私
「そう!その通りだ森田クン!
広さは?」
森田
「ちょうど良いです!
そう考えると、完璧ですね!」
私
「それからもう一つ。
完成後にモデルハウスとして3ヶ月ほどお貸しするという条件も、お客さんからするとかなり大きなネックだと思うんです。
でも、私たちはその点OK。
なんなら、もう少し長く貸しても良いです。
その分、階段の件みたいにワガママを言うかもしれませんが」
桐山
「なるほど…良いですね!」
…と、こんな感じで、この土地がいかに限定ALIVIOを建てるのに理想的なのかをアピールしてみました。
自分の土地じゃないんですけどね(笑)
下手くそな営業トークでしたが、私としてはWINーWINのいい話だと思ってこの土地の情報を提供したつもり。
この土地を私たちが手に入れられたら、限定ALIVIOを前向きに考えましょう!
私たちも精一杯頑張るので、森住建さんもできる限り頑張ってください!
もしこの土地を私たちが買えなかったら…
もうちょっとお金持ちのお客さんにこの土地を買ってもらって、限定ALIVIOを建ててもらえたらいいですね、と。
さぁ、あとは桐山さんたちがこの話をどう受け取るかです。
森住建にとっても旨みのある話だと思ってもらえるのか、
それとも私が思っているほどいい話じゃないのか。
判断は桐山さんたちに預けて、この日は帰ることにしました。
C社訪問から始まり、「あの家」の見学、そして「おうちLABO」での打ち合わせ。
長く濃く、充実した一日でした!