【OOSHITA’s BLOG】
鉄骨階段は夢と化しました。
まぁでも、そこは切り替えが肝心。
家族が使えない階段を家に付けられるわけがないんですから、不採用は当然なのです!
鉄骨階段採用派だった私も、ただのにわかファン。
べつに昔から鉄骨階段の家に憧れてたわけではないし、マイホームの中で最も重要なパーツが鉄骨階段というわけでもありません。
いやほんと、強がりじゃなくて…。
私は鉄骨階段にキッパリ別れを告げました。
ほんの1週間、短い間だったけど、妄想に登場してくれてありがとな。
しかし問題は、
「鉄骨階段を諦めること=限定ALIVIOを諦めること」
という方程式が本当に成り立ってしまうのかどうか。
つまり鉄骨階段だけを諦めれば良いのか、それとも限定ALIVIO自体を諦めなければならないのか、です。
状況をもう一度おさらいすると、
① 私たちは資金に余裕がない。
だから、ハイグレード商品であるALIVIOを普通に建てることは難しい。
② でも、一定期間モデルハウスに使うという条件と引き換えに特別価格で建てられる「限定ALIVIO」ならば、無理というわけではない。
ただし、限定ALIVIOはすでに設計が完成している商品。間取り等を自由に変えられない。
③ 私たちは既成の設計を大きく変えてほしいとは思っていないが、そこで採用されている鉄骨階段だけは、高所恐怖症の嫁が体質的に受け付けない。
だから、我が家に鉄骨階段は採用できない。
④ リビングにどーんと陣取る鉄骨階段をやめるとなると、限定ALIVIOのイメージ自体が大きく変わってしまう。
モデルハウスとして、それはきっとマイナス。
⑤ 結論
残念ながら、鉄骨階段を採用できないならば、同時に限定ALIVIO自体を諦めることになるはず。
そんなわけで、鉄骨階段を諦めた時点で、私たちとしては限定ALIVIOも9割がた諦めました。
桐山さんも考え込んでいました。
せっかくお互い乗り気だったのに結局ムリだということで、なんだか申し訳ない…
と、思っていると、桐山さんから「検討させてください」のひと言が!
えっマジで?
検討の余地を残してくれるの?
階段を変えるとなるとイメージがだいぶ変わるし、階段の周りも併せて変える必要が出てきちゃうと思いますけど…?
まぁもちろん私たちも大人ですから、「検討します」の意味は「厳しいです!」とあまり変わらないのかもしれないと察しました。
でも検討してくれるって言うんだから、甘えない手はありません。
とりあえず「お願いします!」です。
というわけで、限定ALIVIOを鉄骨階段抜きで建てるという可能性が、辛うじて残りました。
辛うじて。
しかし、
昔有名な教育者がおっしゃっていたように、諦めたらそこで試合終了です。
少しでも可能性があるなら、それを広げる努力をしなければなりません。
私自身、「ここまで来たら限定ALIVIOを建ててみたい!」という欲がじわじわと出てきていました。
そこで私は、わずかな手持ちの武器を持ち出し、桐山さんたちを相手にちょっとしたプレゼンをかますことにしたのです。
〜つづく〜