summerです。

今回は打ち合わせ当初に悩んだ、
オール電化住宅か!?
ウィズガス住宅か!?(ガス併用住宅)
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について、summerなりの見解を何回かに分けて記事にしました。
いつも通り、読みにくい文章となっているのはお許し下さい!

summerはウィズガス派
lilyはオール電化派
と初め対立していました。
結論から言うと我が家はウィズガス住宅で決まりです。

電気もガスも快適に暮らすには欠かせないものです。主に比較対象となる場面としては、コンロ、給湯機能、自家発電。ぱっと思いつくのはこの辺りです。
その他にイニシャルコスト、ランニングコストなども比較対象としてみます。

メリット、デメリットに分けて比較してみます。

まずはキッチン(主にコンロ)から

の前に、みなさんご存知だとは思いますが、ガスコンロもIHも昔と違いかなり進化しています。

ガスコンロ
凸凹の少ない、掃除のしやすいフラットな天板
タイマーや、料理メニューをボタンで選んで設定できる。
グリルも深くなり、専用の調理器具でいろんなものができる
センサーが付いて火の消し忘れや、誤操作による着火も自動で消火
など

IH
対応調理器具が増えた。
アルミ鍋などもIHの種類によっては使用可能。
電力が高い商品もあり、一度にコンロをいくつ使っても火力が安定する様になってきている
など
いろんな弱点を克服して使いやすくなり、それに伴い選択が難しくなってきました。

それではメリットを並べていきます。
ガス
①従来通りで使いやすい
実家もアパートもガスなので使い勝手は体に染み込んでいます。火の大きさ、強さも目で見て確認出来るので直感的な使用が可能。

②様々な調理器具や調理方法に対応
昔からあり、ポピュラーなのでバリエーションが豊富。

③鍋振りが出来る
腕に自信がある人は見せ所。鍋は振って初めて鍋になる。
料理が出来る男としては振れないとストレス。
炒飯つくるなら煽れないとストレス。

④ガスコンロの進化
昔と比べると手入れが断然楽
IHと比べると五徳を外す手間は有るものの、天板がフラットになっていて、ガラストップのものなどもありサッと綺麗にできる。
高グレードのものになると液晶パネルで料理メニューを選択したりと色々なことが出来るようになった。

⑤火が付いているか分かる
目で見えるので子供でも直感的に危険を察知できる。使用後に熱を持っていて危険ではあるがIHにしても同じ。いずれも使用後は触るなキケン。

⑥身体への影響
IHで心配される電磁波が放出されない。

⑦火力が安定
鍋全体を暖めることが出来る。
IHの場合は電熱線が触れている所と触れていない所では温度差があり火の通りにムラが出来る。

⑧水蒸気が少ない
東邦ガスショールームで教えてもらいましたが、鍋だけでなく周りの空気も温まるのでコンロの周りの温度が上がり水蒸気が発生しにくい。夏は息を吐いても白くならないが、冬は寒いと吐く息が白くなる原理。
⑨冬は部屋が温かくなる
夏場は暑いと嫌がれるが冬は逆に温まる。
体感的には夏の暑さの方が目立ちますが。

IH
メリット
①清掃のしやすさ
トップがフラットで手入れが楽。物を置かなければキッチンの見た目が綺麗になる。ガスコンロの様に五徳から鍋が落ちる心配がない。

②火が出ない
火に触れる事がなく安全。
使い方によっては発火はするが、火が服などに燃え移るキケンがない。
何もない状態で使用しても熱くならないので誤操作しても安全。(電気を通す材質の物を置いた状態での誤操作はきけん)

③オール電化
ガスの基本料金をなくし、電気のみにする事で電気代が節約出来る。再生可能エネルギー。環境に優しい。

④熱効率が良い
ガスと違い鍋を暖めるエネルギーが必要最低限で済む。エネルギーの節約そして環境に優しい。液体の沸騰が早い。

⑤部屋の空気がきれい
ガスみたいに臭いがなく、燃焼などによるすすなども出ない為部屋の空気を汚すことなく使用できる。

⑥キッチンが広く使える
調味料や調理器具を天板に乗せられる。ガスの場合火が出るので火の近くに物を置くことが出来ないがIHの場合は出来るので、物を置けるスペースがガスコンロよりも広くなる。

⑦地震などの時すぐに逃げ出せる
ガスの場合は元栓を閉めなければと、気をとられるが、何も気にせず外へ行ける

⑧ランニングコスト
ガスと比べると安い

デメリット
ガス
①火、危ない
燃え移りや火事のキケンがある

②ランニングコスト
電気と比べると高い
ガスと電気で2種類の基本使用料が発生する。
(2016年春には電気販売の自由化により解消できるる様になりそう)

③空気が汚れる
燃焼により一酸化炭素やススが発生する

④鍋が汚れる
鍋の裏が次第に焦げ付いてくる。鍋の手入れが発生する

⑤熱効率が悪い
ムダにエネルギーを使う。夏場はキッチンが熱くなる。

⑥ガスの元栓
地震などの際、元栓に気をとられ逃げ遅れる可能性がある

IH
①電磁波
軽減されてきてはいる物もあるが、電磁波が発生している。目に見えない分不安が大きい。

②調理器具が限定される
増えてはきたものの、やはりガス用の調理器具よりは種類が少ない。アルミなども使用できる商品もあるが、熱効率が落ちる。

③火が出ない
付いているか分かりにくい
とおくから見た場合、分かりにくい。金属製のボールなどを置いた状態でのオンにするとボールが熱せられてしまう。気づかずに触って火傷をするきけんがある。

④熱の通りにムラが出る
フライパンの場所により温度差が出る。

⑤鍋振りが出来ない
振る事は出来るがコンロから離すと熱が伝わらなくなる。フライパンを傾けて調理をする事ができない。

⑥慣れるまで時間がかかる
慣れないからガスに戻そうなんておもっても簡単には出来ない。

⑦水蒸気が多く発生する
周りの空気の温度が変わらないため発生

などでしょうか。

メリットがデメリットになったりもしますし選択が難しいですね。

色々なことを想定して自分に合う方を選んで下さい。
東邦ガスのショールームでガスとIHを比較した調理体験もできるので是非行ってみてください。
もちろんガス会社なので、ガスコンロ推しですが!

次は給湯機能についてです。