【OOSHITA’s BLOG】
アポなし飛び込み訪問をした私たちの担当になってしまった営業マン、森田さん。
今考えると、ちょっと気の毒でした。
この日の土地探しが不発に終わり、だいぶ疲れた状態で森住建を訪ねた私たち。
しかも初めて訪問する会社、まだどんな会社なのか分からず、私たちはかなり警戒していました。
勝手に来て勝手に警戒してるんですから、対応する側は大変ですね。。。
あと、私たちの中では、森住建の営業マン=雑誌に載っていた温かい笑顔のおじさん。
なのに目の前に現れたのは若いサーファーだったので、イメージが違いすぎて勝手に戸惑っていました(笑)
後にこの日のことを森田さんと話した時も、
「最初はガードがガチガチでしたよね」
と言われました。
いやほんと、無駄に警戒してたと思います。
そんなガードの固い私たちですが、質問だけは一丁前にします。
なにしろ20社近くも検討してきて、中途半端に知識と理想があるのでタチが悪い。
「耐震性はどうですか?」
「断熱材は何ですか?」
「C値、Q値はどれくらい?」
「このタイベックシルバーっていうシートの効果は?」
「外壁にタイル使えますか?」
「キッチンとかは決まったメーカーから選ぶ感じですか?」
「換気システムは…」
etc。
まあ、全く喋らないお客さんよりはマシなのかな?
でも森田さんを困らせるような質問もしたと思います。
きっとやりにくい客だったことでしょう。かわいそうに(笑)
でも、ここで色々と説明を聞いて、興味をそそられることがありました。
目新しかったのは、柱を打ち込むのではなく砕石を使った「HySPEED」という地盤強化工事。
そして、アイシネンという断熱材。
これらは私たちが巡ったHM•工務店の中では森住建さんだけが採用しているものだったので、とても気になりました。
(詳しくはまた別個に書くこととします。)
嫁のほうは、壁に貼られた施工例や店内のモデルルームを見て、デザイン面がかなり気に入った様子。
確かに、私たちの好みに合う施工例が多くありましたし、パターンがとても豊富で驚きました。
そんなわけで少しずつ警戒心も薄れた私たちは、ひと通り店内を見た後、座って話をさせていただくことに。
そこで、こんな家にしたいというぼんやりしたイメージや大体の予算を伝えました。
さらに、土地から探していることもお話しすると、森田さんはすぐに2つほど物件を持ってきてくださいました。
ともに60坪弱で800万円程度、造成工事済みの分譲地という好条件。
この辺りの土地はネットで隅々までチェックしたつもりでしたが、しょせん素人のネット検索。
やっぱり知らない物件がいくらでもあるんですね。
これはなかなか良さそうな土地だ、見てみたいと思いました。
ただ、無駄に用心深いのが私たち。
土地に案内してもらったりしたら、そこからゴリゴリの営業が始まるんじゃないか?
それはイヤだと思い、
「とりあえず自分たちで見に行ってもいいですか?」
すると、森田さんは意外なほどあっさりと
「わかりました、お気をつけて!
ちなみにこちらの土地は小学校区が人気で、ただ敷地の前に電柱がありまして…」
などと、物件のキーポイントを説明してくださいました。
私たちがこの土地を持って他の工務店に行ってしまったら、森住建としては旨味ゼロだよな…
そんな余計な心配をしたくなるほど、打算を感じない森田さんの接客。
ガンガン営業をかけてもらうのが好きなお客さんもいれば、それが苦手なお客もいます。
私たちは明らかに後者なので、押し付けがましさを感じない対応に安心しました。
だいたいこんな流れで、この日は帰宅。
ポーカーフェイスを保ちながらも密かに好感触を感じていた私は、森住建をもっとちゃんと知ろうと思い、パンフレット類をいっぱいいただいて帰りました。
「もし少しでも興味を持っていただけたら、またお気軽にご連絡ください」
という言葉とともに差し出された森田さんの名刺も、ありがたく受け取りました。
興味は、すでにありました。
帰りの車の中では、自然と森住建の話題に。
私「けっこう印象良かったよね」
嫁「うん。色んなタイプの家を作れる感じだね」
私「帰ったら、とりあえずマップであの土地の周辺見てみるわ」
嫁「お願いします」
私「営業マンもなかなか話しやすそうじゃない?」
嫁「そうだね。優しそう」
私「見た目チャラそうだけど」
嫁「チャラいね」
こうして、知り合ったばかりの営業マンを上げたり落としたりしながら、おうちLABO初訪問が終了。
私たちのリストの一角に、森住建が加わりました。