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壁面下地の組み方の変化~時代の移り変わりとともに~

2021.11.25

壁面下地の組み方の変化~時代の移り変わりとともに~

こんにちは!
森住建 工務部の長谷川と申します。
この度ブログ更新をさせていただくことになりました。お付き合いの程よろしくお願いします!

今回は、前回工務部吉村のブログ内容「知っていますでしょうか!!下地材の重要性と壁材の種類!」に紐付けし補足編』でお届けいたします。
皆様が現在お住まいの『家』ですが、建築された年代によって壁の作り方が異なっている事をご存じでしょうか?
近年主流となっている壁下地の作り方は圧倒的に下記の画像のように出来ている事が多くなっています。

なぜかと言うと、デザインや工期短縮・建築費用を抑えたりなど時代の変化と共に需要も変化してきた事にあります。
今の時代、高品質であって低価格であることが求められていますからね。
では、以前はどうやっていたのか下記の画像をご覧ください。

画像を比較してお判りいただけたと思いますが、間柱と石膏ボードの間に胴縁」と呼ばれる木材が入っていることが分かります。
では、ひと昔前の時代はなぜこの胴縁が入っていたのでしょうか。
それは、現代では当たり前のようになっている木材の加工をする『プレカット』という技術が無かったためです。

 

〇『プレカット』とは何か?

—プレカットとは—
1970年代中頃〜1980年代にかけて初めて開発された技術です。
1980年代コンピューター制御で機械加工できるシステム「プレカットCAD/CAMシステム」が開発され、プレカット材の安定した生産が可能になりました。

実はこの技術が普及する前までは大工さんが木材を自身の手で刻んで準備していたんです!
今の時代のように基礎工事~お引き渡しまでの工期が短く済み、価格も抑えられるのに比べれば手間がかかりますから、必然的に昔はその分工期も長く価格も高かった理由が分かりますよね。

※決してそれだけが理由で工期や価格を短期で低価格が実現できたわけではなく、時代の経過とともに技術や考え方が変わってきているからです※

なので現在お住まいのご自宅によって壁の下地の組み方が違うので少し注意が必要です
壁掛けの時計や絵画を壁面に飾りたい!
そんな場合には、下地材の木材位置を前回のブログで掲載しました「下地探し」にて探して、そこにビスを固定して取付していただく事で重量物を支えることが出来ます。
もしも木材下地の位置にビスを固定せずに石膏ボードのみに固定した場合には、石膏ボードですからビスを固定した部分から石膏の粉が出てきてしまいスカスカになり重量物を支えきれずに落下してしまいます。
しかし石膏ボード面にもしっかり重量を支えるためにビス固定して効かせることが出来る製品があるのですがご存じでしょうか?

それがこちらです。

下記画像のように石膏ボードへ取付ける事で、一定の重量物の設置をすることが出来ます。

▢注意事項▢
但し、何でも解決というわけにはいきませんので必ず用途に合わせて商品選定をしたものを使用して下さい。
今回掲載させていただいた商品については下記画像のように試験データに数値が表示されていますのでこちらをしっかりと確認していただき商品選定をして下さい。
もし分からなければ専門知識がある人に相談していただく事をお勧めします。
何を取り付けたくて、重さがどの位あるのか事前に確認しておくと、スムーズに話が進みますよ!

いかがでしたでしょうか。
設置を検討されている位置に下地材が無い箇所でも適応できる範囲内であればボードアンカーを使う事で解決できることもあります。
また、これからご自宅の建築を検討されている方や、現在その工事に先駆けて打合せをされている方もいらっしゃると思います。
その際にはあらかじめ、
『TVはこの位置でこの高さに壁掛けにしたい!
『ここに大切にしている絵画を壁面に設置したい!』
など教えていただけると、その為の下地を工事で仕込んでおく事ができますよ。
やっぱりボードアンカーよりもしっかりと木下地に固定できる方が安心できますからね。

森住建ではお客様の想いを最大限に汲み取る努力に力を入れ、誠心誠意お客様と向き合ってお付き合いをさせていただいております。
鬱陶しいと思われるかもしれません・・・が、それくらい本気で余計なお節介をさせてください。

折角の家造りです。おそらくお客様にとって生涯一度の家造り。
『愛する家族を、守る家』を提供したいという強い意思表示をさせていただいているのでお節介を余計だとは思いますが焼かせていただいております。

もし、このブログを通して森住建に興味を持っていただき、家造りの相談をしてみたいと思い立ってくださる方がいらっしゃいましたらその時は是非お問い合わせください。
スタッフが誠心誠意対応させていただきます。

その先にお客様と森住建に『ご縁』があり、あなたのお力添えになれたら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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