【 光と風がここちよい洗練のパッシブハウス】の施工実績をご紹介

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ALIVIO

光と風がここちよい洗練のパッシブハウス

岐阜県関市 M様

光と風がここちよい洗練のパッシブハウス

「カッコいい家を建てたい」とお考えだったM様ご夫婦。
 
名古屋の設計事務所を訪ね、1年間の打ち合わせを重ねた末、ご夫婦が選んだのは、森住建のフルオーダー住宅『ALIVIO』でした。
二人のお子様を持つ共働きのご夫婦の理想をかなえた、こだわりの『パッシブハウス』とは?今回は、設計を担当した桐山さんにご案内いただきました。

パッシブハウスとは、エアコンやストーブに頼る前に、自然の風や太陽の光を使い、住まいのしつらえを工夫して、冷暖房機器をできるだけ消極的(パッシブ)に使う家のこと。
環境先進国ドイツ生まれの考え方ですが、打ち水やよしず、軒、縁側、障子などで四季の暑さ寒さを過ごしてきた私たちにもしっくりくる考え方ですね。
 
このパッシブデザインには、自然エネルギーの中でも太陽と風の使い方がポイントになるため、家屋の構造はもちろん、敷地の使い方も重要です。

M様のお宅を詳しく見てみましょう。

東西に長い恵まれた立地を生かし、広い敷地のほぼ中央に家を設けたため、周辺に十分な余裕がうまれました。これも、自然の風が抜け、太陽の光をたっぷりと取り組むための大切なデザイン。大都市の狭小住宅に比べ、自然豊かな土地の住宅ほどメリットが得やすい手法といえます。

続いて、軒を見てみましょう。この大きく張り出した軒も、パッシブデザインの特徴のひとつ。南の軒は、夏の強い日差しを抑え、冬は家の中まで光が届く角度と長さに設計されています。長い軒が、家の外壁を雨風から守り、美しさと強さを長く保つことができます。駐車場まで伸びた北の軒のおかげで、駐車場から玄関まで雨の日でも濡れることがありません。お子様が小さいときはもちろん、たくさんのお買い物をしたときにも安心です。

コンクリートと黒石を直線的に配したモダンなパーキングにはアオダモとメシャラを配置し、共働きのご夫婦の手間を最小限に抑えつつ、効果的なシンボルツリーとなっています。カーポートから玄関へのアプローチの一段目は、宙に浮かせたデザインに仕上げ、黒アイアンの手すりをプラスしました。移動しやすく、視覚的にも心地よいアクセントとなっています。

玄関左、2台分のゆったりしたカーポートは、丈夫で美しいLIXIL製。シャープなフォルムと耐久性を備え、家屋外観にマッチしたエクステリアとなっています。玄関右にも車が2~3台はおけるスペースを確保。週末、ご両親が泊まりにきたり、お友達を招いてバーベキューをする時にも安心です。
 
続いて、建物の外観を見てみましょう。天然木と重厚な外壁に覆われた16m超の1階に、天然木と横長窓を配したグレーの2階。すっきりとしたたたずまいながら、圧倒的な存在感を放ちます。この天然木、屋久島の地杉なのだそう。天然記念物のイメージが強いため、一般住居に外壁材として使われているのに驚かされますが、雨の多い屋久島産の杉は、油分が多く、防水性・防腐性に優れ、外壁に適した素材なのだそう。

「森住建では、『屋久杉を守ろう』運動に賛同し、屋久島の地杉を使用しています。屋久島に生えているとはいえ、杉は杉。森が健全に存在するためには、間伐や伐採など、適度に手を入れることが必要です。屋久島の杉を木材として使うことで、屋久島の林業を守ることができます。
 
岐阜のメーカーとして、もちろん岐阜県の木材もふんだんに使いますが、木や森には境界がない。よい家を作るため、よい木材を使い続けるために日本の林業を応援できたらという気持ちはありますね。」と桐山さん。こんな自然との共生を願う気持ちも、パッシブデザインに通じるところがあります。

屋久島の地杉にあわせた黒い外壁は、セメントの質感を生かし、一枚として同じものがない建築素材『SOLIDO』を使用。その美しさと機能性で、グッドデザイン賞やJCD PRODUCT OF THE YEARを受賞したシリーズです。職人さんが下から一枚ずつ釘でとめ、少し重ねるようにして上に張り重ねていく『鎧(よろい)張り』で仕上げました。
熟練の技が必要な手間のかかる作業ですが、それだけに重厚な美しさと強度を実現できます。一枚単位で交換できるためメンテナンス時も経済的です。

2階のグレーの外壁にはドイツ製の塗料『Sto』を使用しました。世界シェアNO.1・世界95ヵ国で使用される塗り壁材で、ひび割れが少なく、ハスの葉のように汚れをはじくのが特徴。メンテナンスフリーで新築のままの美しさが長く保てます。
 
質の良い素材を効果的に使うことで、メンテナンスの手間を省き、家の寿命をのばして、環境的にも経済的にも大きなプラスが期待できます。良い素材で、省エネルギーな家を造り、長く快適に暮らしていく。SDGs(持続可能な開発目標)にマッチした考え方は、今後の家づくりにおいて、主流になっていくでしょう。

1階の設計のポイントは、広い敷地を生かした平屋風の造り。床暖房を備えた開放的なリビングを中心に、アイランドキッチン、和室、それに、主寝室を2つとトイレを2つ配置したオリジナリティの高いデザインはフルオーダーならでは。
将来的に奥様のご両親との同居を見据え、1階でほとんどの家事が完了する機能的な安心設計となっています。その工夫を、詳しく見ていきましょう。

玄関を開けると、まず目に入るのが正面の飾り棚。和室の引き戸スペースを活用しており、白い壁に、黒鉄板と黒石を敷き詰めた床が和モダンな印象です。引き戸を開けたとき、閉めたときで表情が変わるのも魅力。季節の小物を飾ったり、一輪挿しを置いたり、さまざまなアレンジが楽しめ、お客様へおもてなしを伝えてくれます。
玄関入り口に全身鏡を配し、お出かけ前の身だしなみやトータルコーディネイトに活躍します。
玄関右手には、天井までの可動棚がある家族用の玄関を設けました。白い引き戸を閉めればすっきりとした印象になり急なお客様や宅配便なども安心です。

廊下には肌触りの良いフローリングを採用しました。表面を無垢材で仕上げたプレミアムな複合材、1870年創業のリーディングカンパニー『ikuta(イクタ)』の製品で、無垢材の良さと機能性を合わせ持ち、素材の良さを長くキープできます。

玄関の正面に、床の間を備えた和室があります。お客様をスマートにご案内でき、娘さんたちの家庭訪問にも安心です。南の低い地窓からは障子越しにやわらかな光が差し込み、障子を開ければお庭の植栽を楽しむことができます。
木目調の天井には、スクエアな4つの埋め込み照明を配しました。正方形の縁なし畳に収納棚。宙に浮いたような設計とタイル床からの間接照明で、落ち着きの中にも和過ぎない軽やかなテイストに仕上がっています。落ち着いた雰囲気をご希望だったというM様ご夫婦の思いをカタチにした和モダンな空間になりました。

玄関左手、天井から床まで続くグレーのハイドアの向こうには、二階へ続く階段と、明るく開放的な18帖のリビングが広がります。こだわりが詰まったM様邸の中でも、ご主人が一番気に入っているのがこのスペースなのだとか。
廊下から続く無垢材を使った肌触りのよい床には、キッチンにいたるまで床暖房を完備。一年中はだしで過ごしたくなる快適さです。

TVボードの造作には、外壁と同じ『SOLIDO』のパネルを使用しました。家としての統一感を出しつつ、上質な重厚感で安らぎの時間を演出します。
家族みんなでソファに集まり、一緒にテレビをみたり、のんびりくつろいだり。たくさんのお客様がきてもゆったりと過ごせる、居心地の良い空間になりました。お仕事の疲れも癒される安らぎの空間となりそうです。

さわやかな解放感と明るさは、南の庭が望める大きな窓と吹き抜けのおかげ。昼間は太陽の光を取り込み、夜には電動カーテンで吹き抜けの窓からの放熱を防ぎます。寒い時期には床暖房が心地よく足元から空気をあたため、天井のシーリングが空気を循環させて、家中に心地よい空気を循環させます。

リビング正面にはウッドデッキを設けました。リビングと同じ高さで、広い空間にさらに奥行きを感じさせてくれます。お布団を干したり、お子様と日向ぼっこをしたり。樹脂製でメンテナンスフリーなのも魅力です。
 
ウッドデッキの東、部屋からも外からも見えにくい場所に、収納できる物干しスペースを完備しました。使わないときにはワンプッシュですっきり収納できます。
物干しスペースの南に、熱に強い天然タイルをスクエアに配し、バーベキュースペースに。ご主人の育てた芝生の上で、家庭菜園のとれたて野菜を焼いて楽しむ。そんな楽しい光景が浮かんでくるお庭です。

リビングはもちろん、庭まで見渡せる位置に、アイランドキッチンをご用意しました。使いやすく、インテリアとしても美しいものを。そんな高品質なカッコよさを求める奥様が選んだのは、LIXILのリシェルでした。デザインやカラーはもちろん、シンクや水栓、ワークトップに至るまでこだわり、周辺収納もトータルコーディネイトしています。

カップボードの壁には、つややかなタイルを使用。汚れに強く、時間がたつほど味わいが増し、キッチンのコーディネイトにアクセントとなります。シンクのデザインに合わせて天井の色を変え、下がり天井にしてありますが、こんな細かい造作ができるのも、注文住宅を得意とする森住建ならでは。
キッチン床にも、もちろん床暖房完備。グレーの石目調のフロアタイルを採用し、水や油などが飛んでもお手入れがラクなのが特徴。毎日のお料理と後片付けを楽にしてくれる家族思いの設計です。

たっぷりとした収納に加え、勝手口が丸見えにならないデザインにしました。家庭菜園で収穫した野菜を置いたり、ごみを一時置きしたり。生活感が出やすい場所をスマートに隠しつつ家事同線を短くしています。
廊下から続くリビングは木目の床に白い床、キッチンはグレーの床にグレーの下がり天井。異なる二つのテイストがしっくりと調和して使いやすく居心地の良い空間になっているのは設計の妙。LDKの中心にふさわしいキッチンになりました。

リビング階段下のスペースを利用して、スタディスペースを設けました。ご両親が調べ物をしたり、お子様たちがリビング学習したり。ご家族のニーズに合わせて自由にお使いいただけます。
 
階段の一段目にもご注目。2側面を削りこみ、浮いたように見えるデザインで、リビング入り口にふさわしいスタイリッシュな抜け感を演出しています。この加工も、現場で設計士と職人さんが試行錯誤して作りあげたそう。熟練の職人集団「クレドマイスター」を擁する森住建ならではのこだわりポイントです。

1階の玄関左手に、バス・トイレ・化粧台などの水回りを直線で配しました。バスの窓から玄関まで風が通り、水回り特有の湿気やにおいも安心です。自然の力を上手に換気に利用し、ラクなお手入れで、家の寿命がより長くなります。

玄関の隣、二階に上がる階段の手前に、大きな洗面台を設置しました。お子様やご家族が帰宅してすぐ、みんなで手洗いができる広さです。
1m70cmもの独立洗面台は、奥様のお気に入り。Panasonicの最上位ブランドL-CLASSのものだそう。リビングとの境には引き戸が設けられていますが、あえて開けておきたくなるほどの美しさ。「リビングから眺めていることもあるんです」と奥様。リビングにマッチした快適な空間が、家族みんなの健康や美しさをスマートにサポートします。

洗面台のとなりに、トイレを設置しました。リビングからも子ども部屋からも便利です。白とグレーで統一した空間に、二つのペンダントライトの柔らかな照明が印象的。お手入れのしやすい素材で壁床を仕上げてあり、新築時の美しさを長く保てます。

トイレの隣には、バス・脱衣場があります。脱衣場と化粧台・トイレスペースの間には扉を設け、プライバシーをきちんと確保。お子様がお年頃になっても安心です。
天井から続く大型の造作棚にはロールスクリーンをつけました。タオルや入浴剤、バス前後のケア用品など、家族それぞれが使うものをたっぷり収納し、スマートに目隠ししてくれます。
洗濯機のある脱衣場にはリビング側にも出入り口を設けました。キッチンから最短距離で移動でき、家事を楽にしてくれます。洗濯機の上におしゃれな棚をご用意しました。洗濯洗剤や柔軟剤、漂白剤など、多種多様なアイテムをおいて、目的別に使い分けるのに便利です。

1階玄関の西側には、主寝室を二つと和室を配置しました。一つはM様ご夫婦、もう一つは週末遊びに来る奥様のご両親のお部屋です。将来的に同居をされることを考え、このような間取りになったそう。
寝室とリビング・玄関の間には和室や収納スペースを配置して静けさを確保。二つの寝室の間にトイレを配し、収納やウォークインクローゼットの位置を工夫することで、安心感とプライバシーの両立を実現しています。

ご両親の寝室は、壁一面を使った大容量のクローゼットを採用しました。西向きの窓には換気性に優れた「ウインドキャッチ連窓」にしました。開閉できない「FIX窓」の左右に、外向きに開く「縦すべり出し窓」を組みあわせ、外部からの侵入を防ぎつつ、外気をたっぷりと取り込むことができます。プライバシーに配慮してすりガラスを採用しました。

M様ご夫婦の寝室には、ウォークインクローゼットと掃き出し窓を設置しました。庭にすぐ出ることができ、外での洗濯物を取り込んだり、布団を干したりするのにも便利です。
二つの主寝室は収納やトイレを挟んで直線に配置してあるので、天気の良い日は、南の大きな掃き出し窓と西の連窓を開け放しておけば、寝室の換気が効率的に行えます。気持ちの良い空間でゆっくりとお休みください。

ふたつの子ども部屋は、それぞれ4.5帖の広さがあり、通風・採光性も抜群。アッシュグレーと白のストライプの壁紙に、グレーに星柄のカーテンをあしらい、シックでかわいらしい雰囲気に仕上がっています。この子どもっぽすぎないインテリアは、奥様のアイデアなのだそう。出入り口付近に壁と同じホワイトのフックをご用意。登園・登校に必要な持ち物などをスマートに片づけられます。

子ども部屋をつなぐように、共用のウォークインクローゼットを設けたのは、ご主人のリクエスト。服を貸し借りしたり、コーディネイトを相談したり。そんなほほえましい情景が浮かんでくるスペースになっています。ウォークインクローゼットにもモロッカン柄の壁紙をアクセントに使い、ふだん目につかない場所もスタイリッシュに仕上がっています。
部屋干しスペースがあるので、自分の洗濯物を畳んだり、クローゼットにしまったり、ハンカチや制服のシャツにアイロンをかけたり、お子様の成長に合わせて、お手伝いや家事の習慣が自然に身につきそうです。

二階の西奥には、洗濯物や布団を干すための部屋干しスペースを設けました。
正面の南側には大きな窓を設けてあり、日差しをたっぷりと取り込みます。電動のカーテンを閉めれば、外からの視線も気になりません。
吹き抜けと天井のシーリングで室内の空気が心地よくほどよく循環し、室内でも乾きやすいのが特徴。太陽の光や窓からの熱、室内空気の循環を利用した快適な仕掛けは、パッシブハウスならではの魅力です。

吹き抜け側には、ブラックアイアンと木を組み合わせた手すりと、ブラックアイアンのバーを設けてあります。強度があるアイアン製で、大量の洗濯物やピンチハンガーなど重いものも安心。お子様のお布団も、手すりにかけるだけでこまめに室内干しができます。手すりの木には防水加工がしてあり、濡れたシーツ類もたっぷり干せます。1階の視界に洗濯物が入りにくく、乾燥しがちな時期の加湿としてもおすすめ。洗濯物がないときには、スタイリッシュなインテリアとなります。
 
家事スペースの北西には納戸と作業台を設置。2穴コンセント付き、見えない足元にハンガーラックを備え、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりといった家事がワンストップで効率的に行えます。

名古屋の設計事務所から森住建にかえ、新居を建てられたM様ご夫婦。その理由は何だったのでしょう?

「M様のご希望は、質が良く、デザインが洗練された家でした。お二人の理想をカタチにするためには、その事務所では予算が合わなかったと伺っています。」と桐山さん。
設計事務所のよさは、その意匠と専門性にあります。ただ、設計料金が別途かかり、設計が完成してから、その時期に作業できる業者を探して依頼するため、時間も予算もかさみがち。現場から遠い事務所なら、移動時間や経費も膨らんでしまいます。

予算内で質を落とすか、質を落とさず予算をオーバーさせるか。お悩みのM様ご夫婦がたまたま目にしたのが、桐山さんが手がけた施工例だったといいます。ちょうど森住建が池田店に続き、関店を開店した時期で、ご来店もスムーズだったそう。
「1年間の打ち合わせの中で、天然木の床、床暖房、キッチンはLIXILのリシェル、洗面台はPanasonicのL-CLASSなど、ご夫婦のイメージは具体的に決まっていました。」と桐山さん。

品質の良いものは、価格も高くなるもの。ご夫婦の理想と予算を聞いた時、無理とは思わなかったのでしょうか?

「やり方次第で、できる。そう思いました。」
実際に、M様ご夫婦のヒアリングを終えて桐山プランを提示したとき、「ほんとに?予算内で、ここまでできるの?」とご夫婦に驚かれたそう。
 
一年間打ち合わせを重ねたところから、新しいところに変える。手間も時間もかかり、勇気と決断力が必要になります。予算内で手を打つという選択肢もあったでしょう。「理想をあきらめたくない」というM様ご夫婦の気持ちが、新たな出会いを引き寄せ、理想の家を実現させる原動力となりました。

森住建は、明治時代から岐阜県の西濃地域で代々大工を営んできた森家の4代目、浩幸氏が立ち上げた企業。
 
「パッシブハウス」という言葉ができる前から、日本にあった家を岐阜で作り続けてきました。西濃地区施工実績10年連続ナンバーワンという地域密着型工務店ならではの強みに、シンプルで機能的、洗練された意匠を得意とする桐山デザインがかけあわされ、ご夫婦の理想であるトップグレードのパッシブハウスが誕生しました。

家づくりをお考え中の方はもちろん、家づくり真っ最中の方も。「何か違う」「こんなはずじゃ」と思ったら、あきらめるまえに、もう少しだけ、視野を広げ、選択肢を見直してみませんか?理想をあきらめない気持ちが、「建ててよかった」という家づくりの一番の基礎なのですから。