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こんにちは、森住建 設計部の渡邊です。
夏も終わり過ごしやすい季節がやってきますね。

お客様と打合せをする中で、最近いろいろな用途に合わせてコンセントの高さや位置を決められる方が増えてきました。
そこで今回は『各家電に合わせたコンセントの設置高さやよく設置される場所』を紹介していきたいと思います。

まずはじめに、、、

【ルンバのコンセント】
お掃除ロボットのルンバですが、意外とサイズが大きく充電する待機所の場所を工夫しないとデカイ円盤が部屋の隅っこにいて見栄え的にもよくないです。
また、場所によっては邪魔になってしまうこともあるため、待機所の位置に困っている人も多いのではないでしょうか？
そこで最近森住建でよく採用されているルンバの待機所の場所をご紹介していきます。

①物入の中
こちらは物入やクローゼットの中にルンバの待機所を作ってあげるやり方です。
形としては物入の扉の下側を床から少し上げた位置にしてルンバが出入りできる空間を作ってあげます。
こうすることで見た的にもスッキリしますし、ルンバが活動しないときには物入の中に収納されている状態なので邪魔にもなりません。

②階段下収納のデッドスペースを利用する
LDKの中に階段を設けるときや階段の一部がLDKに面しているときに階段下のデッドスペースを活用してルンバの待機所を設置するやり方です。
こちらも前記同様ルンバの待機所が見えることがないのでスッキリとした空間になります。

【バッテリー式掃除機のコンセント】
最近バッテリー式掃除機が各メーカーからたくさん販売されています。
有名なメーカーでいうとダイソンの掃除機とかですね。
こちらの掃除機も充電するために場所をとったり、せっかくイメージ通りのお部屋にしても掃除機が置いてあるせいで雰囲気が台無しになってしまいます。

そこで充電式の掃除機も使わないときは収納しておき、同時にその場で充電できるように収納場所にコンセントを設置することが多くなってきています。
こちらはルンバと違い立てかけておく必要があるので、充電の仕方によってはコンセントの高さを指定してあげる必要があります。
また、掃除機をしまうために収納場所の棚の奥行きを少し浅くしてあげる必要があるため、掃除機と一緒にしまうモノのサイズなども設計士に相談してみるのもいいかもしれませんね。

【冷凍庫】
続いて最近増えてきているのが、冷蔵庫とは別で冷凍庫を設置したいというご要望です。
冷凍庫は基本的にはキッチンの近くに置くことが多いと思います。
冷凍庫にもさまざまなサイズが展開されれおり、高さによってはコンセントの位置や上部に棚を設置することができるなど重要なポイントになりますので、事前に設計士に冷凍庫のサイズを伝えておくとその後の打ち合わせがスムーズに進むと思います。
またリビングから見えたくないという方は、パントリーの棚の下に置くなど目の付きにくいところに置いてあげるのもいいですね。

【エアコンのコンセント】
エアコンは部屋になくてはならない存在となってきましたね。
エアコンにも当然コンセントが必要ですが、やはりコンセントが目立ってしまうと気になる方も少なくないと思います。
基本的には高い位置に設置しますが、それでもスッキリ見せたいという方はコンセントを天井付けにすることでエアコン周りがスッキリ見えますよ。

【外部コンセント】
こちらは外壁につけるタイプのコンセントとなります。
近年、自宅の庭でキャンプやBBQをされる方が増えてきていると思います。
その時に外からコンセントが使えると便利ですよね！
また、車の洗浄に高圧洗浄機を使うときにも外にコンセントがあると便利だと思います。
このように使う用途によっては設置場所が重要になってきますので、将来どのように使いたいかをイメージしておくとより住みやすいお家になりますね。

いかがでしたでしょうか？
家の中に数あるコンセントでも、用途に合わせて設置場所や高さを工夫してあげるなど、家づくりにおいてとても重要なポイントとなってきます。
家が建ってからコンセントを増やしたい・場所を変えたいとならないためにも、打合せの時に気軽に設計士に相談して自分の用途に合わせたベストな位置を見つけて下さい！

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