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…クレド？？？
知らない人も多いかもしれませんが
クレドとは“信条”とか“信念”の意味で、
社員クレドは、いわゆる会社の一員である以上
最低限守って欲しい信条・信念という意味で作りました。
有名なところでは『リッツカールトンホテル』などでは当たり前となっています。
そのクレドの中にこんな一文があります。

『私たちの仕事はお客様にとって特別な出来事であることを意識します。』

私達建築に携わっている人にとっては当たり前のようにしている仕事は、
お客様から見れば当たり前の仕事ではありません。
毎日毎日朝から家造りをしている私達にとっては日常的な仕事ですが、
お客様から見れば一世一代の大プロジェクトです。
自分の命を掛けて造ると言っても過言ではない家造りと建築する側の思いには大きなギャップがあります。
これはある意味で埋めようのない現実です。

あえて、この差があるんだという事を踏まえて家造りをしていかないと、
この大きなギャップは埋まることはありません。
そうです、ギャップを埋める方法はただ一つ。
自分の家造りを毎日する事です。
自分の「愛する人の家」「大切な恩人の家」「初恋の人の家」「自分の子どもの家」・・・などなど
大事な人の家をいつも作っているというその思いがギャップを埋めることになります。

家づくりはいつも真剣でなければなりません。
今回はたまたま失敗したという事は許されないのです。
建築側にしてみればたまたまかもしれない、
数十…数百分の一かもしれないがそこにはお客さんがいます、
それはあなたの一番大切な方かもしれません。
少なくとも誰かの大切な人の家であることには違いありません。

私たちの仕事は特別な仕事という事を心に刻んで仕事をしていきます。