【OOSHITA’s BLOG】

更新ペースが…

まぁ大目に見てください。

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中庭。坪庭。
ウチのはどっちなんでしょうね?
呼び方がわかりません。

観賞目的の小規模な和風の中庭が坪庭だとするなら、まあ、ウチのもそれに該当するのかな。

ただ、ウチにはウッドデッキという洋風のものが付いているし、苔だの灯篭だのといった「いかにも」な工夫をしていないから、私としては坪庭と呼ぶことに少しためらいがあります。

というわけで、とりあえず「中庭」と呼びますね。

どうでもいい?

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中庭が私を惹きつける理由は、なんといってもこの植栽の緑です。

ブラウン、ホワイトそしてブラックで造られたわが家の中にあって、この緑はひと際あざやかに映ります。

この木の名は「ソヨゴ」

今回は、このソヨゴについてのご紹介です。
植栽ど素人の私が木の説明をするなんてちゃんちゃらおかしいですが、それを言いだすと私は家についてもど素人なわけで、このブログ自体が全部アウトですね。

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ソヨゴの名は、そよそよと風にそよぐ姿から名付けられたんだとか。
その名の通り細身の、しなやかな木です。

漢字で書くと「冬青」。この字面からも分かるように常緑樹です。

常緑樹の中では、シンボルツリー人気ランキング断トツ1位のシマトネリコに次ぐ、ナンバー2の地位にあると思われます。
「葉が小さく涼しげな常緑樹」を望むなら、自然とこの2つが候補になるんですね。

で、シマトネリコとソヨゴの決定的な違いは、成長の早さだそうです。
シマトネリコは非常に早い。ソヨゴは遅い。

成長の遅いソヨゴは剪定などの手間が少なくて済みますし、狭いスペースでも大丈夫。
ただしそのぶん価格はどうしても高くなるし、一度ダメージを受けた部分は回復にとても時間がかかるみたいです。

あと、ソヨゴは小さなサクランボみたいな赤い実をつけてくれるのも特徴。時期は秋から冬なので、なんとなくクリスマスっぽくて良いですよ。
ただし雄株と雌株があり、実をつけるのはもちろん雌株なので、そこは注意が必要。雄株だけ植えても実は楽しめません。

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ソヨゴのアドバンテージとしては、耐陰性も挙げられます。半日陰でも育つ、日陰に強い木なんです。

さらに樹形も綺麗なうえ、わざわざ手を入れなくても自然に整うというおまけ付き。私のような素人には良いですね。
常緑樹にしては明るい葉色も魅力的です。

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ですから、中庭に植える木については、もう迷うことなくソヨゴでした。

四方を囲まれた狭いスペースから飛び出さない木。

半日陰でも育つ木。

なるべく手間がかからず育てやすい木。

LDKから常に見えるんだから、常緑で品のある木。

ソヨゴはすべてのニーズに応えてくれる木でした。

OKソヨゴくん、キミは優等生だね。あれこれ口は出さないから、キミの好きなようにやってくれよ。

と、私はなんの心配もせずに私はソヨゴを迎え入れました。

が…

〜つづく