【OOSHITA’s BLOG】

やっと和室ラストです。小分けしすぎ?
書く側も少々息切れしてます。

今回は窓とプリーツスクリーン、それから扉について。

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和室っぽい窓とはなんぞや?

と考えると、なんとなく地窓みたいなやつなのかなぁと。

ウチの和室の場合、窓は2面。いずれも床から1メートルくらいまでの高さです。けっこう大きいので、位置が低くても光はよく入ります。
防犯ガラスですが、ぱっと見は分かりません。分かった方がいいんですけど…

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本格和室にこだわるなら目隠しには障子をつけるんでしょうが、ウチが目指すのはモダン和室。
なので付けたのはプリーツスクリーンです。

私の場合、プリーツスクリーンなんていう物の存在も、家を考えはじめてから知りました。
でも便利ですね、コレ。
上下2色(ウチの場合はレースのようなホワイトと暗い和紙調)を、自由に切り替えられます。もちろん半々にすることも。
ちなみにどちらの色を上にするかは最初の設定で好きに決められます。

生地については、提案されたものをそのまま気に入って採用しました。この和紙っぽい素材感、ぜひウチの和室に!と思って。

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プリーツスクリーンの上下は、チェーンをカラカラと回すか、もしくは紐を引っ張るのが普通だと思います。
しかし、カーテン屋さんに提案されたプリーツスクリーンにはこんなツマミが付いていました。

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これは、チェーンや紐を使わず、ツマミをダイレクトに持って上げ下げすればいいタイプのプリーツスクリーン。こんなのがあるんですね。

直接手でやるから、チェーン式とかと違って「開けるつもりが逆に閉じちゃった」なんてこともないし、動きが遅くてイラっとくることもないし、とても楽です。もちろん子供がチェーンを引っ張って遊んだり、そのチェーンが巻きついたりという心配もありません。

一方で耐久性はというと、作りの単純なチェーン式に軍配が上がりそう。
そこで少し迷いましたが、結局このツマミ式を採用しました。
使い勝手いいですよ。

最後に、引き戸。

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向かって左は家族用玄関に続くドア。
壁との連続性を重視してシンプルな白です。

向かって右側の引き戸の向こうは正面玄関。
こちらは森住建側の意向もあり、ちょっとハイグレードな格子戸を入れてもらえました。
やや赤みがかった木枠に細い磨りガラスが入っています。
当たり前ですが磨りガラスは光を通すので、ドアを閉めておいても部屋が明るくなります。
あと、隠れんぼの際に磨りガラスをうまく活用すると、子供は大喜びします(笑)

ウチには色んなところに縦格子が使ってあり、この引き戸もその一つです。
縦格子っていうのは、和モダンには欠かせないですね。

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以上、長々と和室をご紹介してきました。

たった4畳半、3人で寝るとギチギチになってしまう小さな和室ですが、使い勝手にも意匠面にも私たちは満足しています。
色々わがまま言って良かった!と思える、自慢の和室になりました。