【OOSHITA’s BLOG】

今回は和室の収納について。

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わが家(限定ALIVIO)の原案では、和室にはほとんど収納がありませんでした。
その代わり、クールな床の間というか飾り壁みたいなのが出来る予定でした。

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こんなのです。

しかし、「おそらく和室はお客さんに泊まってもらう部屋になる」という思いから、私たちは和室内に布団をしまえる収納を所望。
難色を示されるかと思いきや、森住建側はこれを思った以上に大胆に形にしてくれて、飾り壁の代わりに壁一面の吊押入を作ることになりました。
(詳しくは過去記事「和室のデザインを変更する」のとおり)

と、いうわけで!
今回はその収納部を写真でご紹介していきます。

いつも完成形だけ見せてるので、たまには工事中の場面からどうぞ。

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上棟後、まもない頃の一枚。
吊り押入れを宙に浮かすためには、まず下に土台を作らなきゃいけないんですね。
当たり前といえば当たり前なんですけど、なんか深イイ話にもできそうな。

ちなみに写ってるのは、わが家担当の大工、蒲さん。黙々と確実に仕事を進めていく、職人肌の大工さんです。
寡黙な方ですからきっと顔は出したくないだろうと勝手に判断し、お尻だけの登場となりました。顔より尻のほうが出したくないかもしれませんが(笑)

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見にくい写真ですが、仕切りができ、土台が外れたところです。
吊押入が、左右に分かれて壁全体を覆います。ですから収納量は相当のもの。
ただし左上にはエアコンが付くので、そのスペースを空けてあります。

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扉が付きました。やはりかなり大きいです。

色は暗めの茶色。縦向きに木目が入っています。
そういえば扉の色に関しては、明確な打ち合わせをした覚えがありません。それでも部屋の雰囲気にも私の好みにもドンピシャに合わせてくるあたり、さすがです。
たぶんカラーコーディネータの田中さんが中心になって決めてくれたんでしょうね。渋くていい感じ。

左上の横格子はエアコンカバー。
エアコンを目立たなくするためのものですが、ここだけ色が違う。めっちゃ目立ってる…。

色の打ち合わせをしていなかっただけに、まさかコレで完成では?と不安に思いましたが、

幸いというか当然というか、後日、周囲と同じ色で仕上げてもらえました。めでたし!

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これで吊押入れは完成です。

内部の写真までは載せませんが、思っていた以上の収納量。布団何人ぶん入るの?っていう。小さな和室には充分すぎるくらいです。

そういえば桐山さんは左右の吊押入の間に隙間(真ん中の白い縦ライン)を作らざるを得なかったことを気にして私たちに謝ってきましたが、私たちとしてはそんなの全然気にしてません。
だって、ここをピッタリ詰めちゃったら、左右の扉が干渉して開かなくなるんじゃ?って思いますしね。
これで充分かっこいいよと思ってます。

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書く時間がなかなか取れず、進みが悪くてスイマセン。
今日はここまで!