【OOSHITA’s BLOG】

脱線です。

週末、おうちLABO3周年記念「MEGA祭り」へ行ってきました。
今年も相当な賑わい。

昨年も書いた通り、うちの嫁は餅まきに命を賭けていますので、餅まきの時間に合わせてお邪魔しました。
今年は子供も餅やお菓子を拾えるかなぁと思い参加させてみましたが、まだちょっと早かった模様。
始まるやいなや、周りの熱に圧倒されて逃げ出してきました。

一方の嫁は、天から降ってくる餅をいたずらに空中で掬い取ることなく、しっかりと重心を落とした低い姿勢で、地上に落下した物の回収に特化していました。
そのプロフェッショナルな姿勢には、桐山さんも大いに唸っていました。

そして帰り際には、森田さんから1冊の本をいただきました。

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コレ。

普通の書店でも売っているこの本、実はこのたび森住建が発行したものだそうです。
目を通してみたところ、タイトルの通り、家づくりを考え始めたばかりという人に向け、基本的な知識がさらりと得られるような内容になっていました。
「諸費用ってなに?」とかね。

工務店が発行した本ですから、主たる目的は当然販促にあるのでしょうが、さほどガツガツと自社呼び込みをする本ではありませんでした。

書店に300円持っていけば買えるというのは良いですね。
まだ特定の会社で話を聞く前の段階にある方、森住建以外で考えている方でも、気軽に入手できて参考にできるのではないでしょうか。

そして、メインと言っていいであろう、施工例のページ。

新築部門では、森住建がこれまで手がけた中からバラエティ豊かな10例が紹介されています。
中でもド頭を飾る最初の一軒は、印象の意味でも極めて大事。
書店でこの本を手に取った方が、この本を手元に置きたいと思うか、そのまま棚に戻すか。それは最初の一軒にかかっていると言っても過言ではありません。
ですからやはり、厳選に厳選を重ねた、めちゃくちゃかっこいい家が起用されていました。

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そうです、私の家です(笑)
調子こいてスイマセン。

しかしこうして誌面で見ると、あらためて自分の家に惚れ直すのも事実。
手前味噌を承知で言わせていただくと、もともとのデザイン性の高さにプロカメラマンの腕も乗っかって、とにかく絵になります。
自分の家をそんなふうに思えるというのは、きっと幸せなことですね。

なお、この10軒の中には、私の心に刺さった例の「あの家」も含まれていました。
そりゃそうですよね、誰もが目を止めるあの家を載せない手はありません。表紙に使わなかったのが不思議なくらい。

また、このブログでは紹介していないものの、以前からとてもお洒落だと思っていたとんがり屋根のお宅も載っていて、興味深く読ませていただきました。
ちなみにそのとんがり屋根のお宅は、外部の建築家さんが設計し、森住建が施工した模様。
そういう仕事も受けてるんですね。

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まだ全部を読んだわけではありませんが、家づくりの入門編として、役に立つ本だと思います。
うちの場合はモデルハウスの役割を与えられた家ですから、モデルハウス期間を終えた今でもこうして誌面上で紹介され、新しい誰かの家づくりに良い影響を与えられるのならば、それは嬉しいことです。

また、自社で出版すること自体、いち地方工務店にとってはかなりのチャレンジのはず。
この本が読者にとっても工務店にとってもプラスになることを祈っています。