【OOSHITA’s BLOG】
現在、我が家は完成に近づき、外構プランも決まりつつあります。
外構について自分が持っていた希望といったら
「庭バスケ」
→ご近所さんに迷惑かけそうだから諦めた
「タイル or 石張りの庭」
→予算の関係で諦めた
結果、外構に関して譲れないポイントといったら
「駐車場3台分確保」
が残ったのみ。
あとは
「できれば多少は植栽もして彩りがほしい」
「大げさにならない程度に、シンボルツリーをライトアップしたりしてみたい」
といった程度でしょうか。
しかし、家の外観が見えるようになり、外構屋さんとの打ち合わせにも入った今、やはり外構に対する関心も高まってきました。
特に、植栽。
これまでほとんど興味のなかった庭木のことを、今はあれこれと調べては妄想しています。
そんなわけで、今回は植栽に関する今現在の希望をつらつらと書いてみることにしました。
まず前提として、我が家の外壁は基本、黒です。
道路に面した部分は塗り壁で、一部、茶色い木が入ります。
道路に面していない部分は塗り壁ではありませんが、こちらも黒っぽい、細い縦ストライプの外壁材です。
家の外観はどちらかといえば洋風?ですが、和の香りもするデザインだと思っています。
植栽はやはりこの家にマッチするものでなければなりません。
家を引き立てるような植栽。
家に引き立てられるような植栽。
中でも家のイメージを大きく左右するのは、道路側から見えるシンボルツリーではないでしょうか?
ここはあれこれ検討しましたが、外構屋さんの提案に従い
イロハモミジに決定!
秋の紅葉の鮮やかさは今さら言うまでもなく、実は新緑の美しさも指折りの木です。
落葉対策、虫対策は必要ですが、園芸に無縁の私でも大好きな、「日本の美」を象徴する木と言えます。
これによって、我が家のイメージにだいぶ「和」の雰囲気がプラスされることになりそうです。
和風上等!
一方、道路からは見えない側に我が家の庭があります。
こちらには外構屋さんから1株、プレゼントしていただけるとのこと。
いや〜ありがたい!
そこで、何をいただくか迷うところです。
最初は、こちらもモミジにしようかな〜と考えました。
リビングからの眺めの中に美しい紅葉。
素晴らしいじゃないですか!
でも、
リビングからそのモミジを見た場合、その背景となるのはお隣さんの敷地。
お隣さんはとても綺麗な建物なのですが、ただ、完っっっ全に洋風(南欧風)なのです。
だからここはモミジ以外の方が活きる気がして、庭には別の木を選ぶことにしました。
そこで次なる候補に挙がったのは、カツラ。
秋の色づき方はモミジには及びません(モミジと張り合える木は無いと思います)がそれなりに美しく、新緑のみずみずしさはモミジ以上では?という木です。
ハート型の葉っぱが連なる様子も可愛らしくて良い。
ただ、うまく管理しないと大きくなりすぎるらしい。
そこがネックです。
もう一つの候補は、定番ですがシマトネリコ。
常緑樹なので一年中緑が楽しめ、目隠しとしても優れ、落葉の処理もさほど必要としない点は魅力です。
ただ、私の思い込みかもしれませんが、やっぱり葉の色の美しさは落葉樹のほうが上だと思うんです。
紅葉の時期だけじゃなく、普段の色も落葉樹のほうが淡くて鮮やかに思えます。
(ど素人が知ったかぶりしてスミマセン。)
あと、シマトネリコは庭木としてぶっちぎりの1番人気らしいので、ポピュラーすぎてちょっと…という気も。
そこで、外構屋さんから提案されたのが「アオダモ」
野球のバットやテニスラケットなどの材料として知られる木だそうです。
最近人気が出てきた木で、これまで庭木としては生産されてこなかったため、観賞用の綺麗な個体は希少なんだとか。
秋の紅葉はあんまり期待できないそうですが、育てやすい落葉樹で、樹形が美しく、葉のない時期でも非常にサマになるとのこと。
幹には白樺のように白い紋が付くので、それもまた涼しげで良さそうです。
早速調べてみると、確かになんとも言えず綺麗な木でした。
実物も見に行きましたが、期待以上に雰囲気があり、これは良い!と直感。
で、結局こちらも外構屋さんの提案通り、アオダモでお願いすることにしました!
植栽3箇所目は、半分屋内の坪庭みたいなスペース。
ここは迷うこともなく、ソヨゴで決まりでした。
シマトネリコに似た常緑樹ですが、雌株は鮮やかな赤色の実をつけます。
半日陰を好み、シマトネリコと違って成長が緩やかだという点も、半屋内には向くでしょう。
よって、ここはあっさりと決定!
と、我が家の主な庭木はこれくらいなのですが、
最後にもう一つ、実は狙っている植物があります。
外構プランに出てきていないその植物の名は、
黒竹です。
クロタケ?コクチク?
どちらでもありません。クロチクだそうです。
めんどくさいですね。
実はアオダモを見に某ホームセンターに行った際、たまたま横に黒竹の鉢植えが置いてあり、ピーンときてしまったのです。
これは絶対、ウチの家に合うぞ!
ピーンもなにも黒に黒ですから、合わないわけがないんですけどね。
でもウチの黒い塗り壁、モミジによって和っぽくなる佇まい、細い小道のようなアプローチ。
塗り壁じゃない部分も黒っぽい縦ストライプですし、道路側の一部も縦貼りの木製パネル、坪庭部に付くウッドルーバーも縦格子ですから、縦に直線的な竹とは相性が良いはずです。
うまく使えば、絶対、カッコよくなる!
ただ問題は、地面に植えてしまうと地下茎が伸びて大変だということ。
お隣さんの敷地からタケノコがニョキニョキなんてことになったら最悪です。
水やりさえ欠かさなければ鉢植えで育つらしいので、鉢植えが現実的かなぁと思っています。
いずれにせよ、自分たちが住む頃には何らかの形で黒竹を取り入れたい。
そんな妄想を膨らませている今日この頃です。