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2021.07.01

住宅に「24時間換気システム」が必要な理由とは?その種類や選び方を徹底解説

住宅に「24時間換気システム」が必要な理由とは?その種類や選び方を徹底解説

こんにちは、森住建設計事業部の内藤です。

現在、 すべての住宅に「24時間換気システム」の設置が義務付けられている ことはご存知でしょうか?

 「なぜ義務化されたのか」「24時間換気システムと換気扇はどのように違うのか」 、疑問に思っている方もいるでしょう。今回は24時間換気システムにまつわる疑問に答えながら、森住建が採用しているシステムについて紹介していきます。

24時間換気システムが義務化された理由は、「シックハウス症候群」を防ぐため

最近の住宅は、 高気密・高断熱なつくりが特徴的です。 これにより、室内外の空気の出入りが少なく、夏の暑さや冬の寒さの影響を受けにくい住宅となっています。ところが、空気の出入りが少ないことで、建材に含まれる化学物質やそこに発生したカビ、ハウスダウト、湿気などが室内にたまりやすくなり、 居住者の健康に悪影響を及ぼす「シックハウス症候群」を引き起こしかねません。 

シックハウス症候群の発症を防ぐため、 一般住宅では1時間に0.5回以上(2時間に1回)の換気を行い、室内の空気の入れ替えができる設備が、2003年7月に施行された「改正建築基準法」によって義務化 されました。つまり、2003年7月以降に建てられたすべての住宅に、24時間換気システムが設置されていることになります。

24時間換気システムは“給気と排気の組み合わせ方”によって3種類に分けられる

24時間換気システムは、 窓を開けなくても空気の入れ替えができるようになっています。 給気口から室外の新鮮な空気を取り込み、排気口から室内の空気やハウスダスト、化学物質、ダニなどを排出。常時、空気の入れ替えが行われることで、高気密・高断熱住宅でより快適な暮らしが送れるようになっているのです。

24時間換気システムは、給気と排気の組み合わせ方によって次の3種類に分けられます。

第1種換気方式

この方式は、 給気と排気を機械によって強制的に行います。 機械だと給排気が安定的にできるので、空気の循環にムラが出ません。また、熱交換型の換気装置を取り付ければ、室外の気温を室内の気温に近づけて取り込めるので、快適な室温を維持したまま換気が行えることになります。

このように、 機械による給排気はメリットが大きいですが、機械自体の導入コストが高くなるというデメリット も考慮しなければなりません。

第2種換気方式

第1種換気方式は給排気を機械で行いますが、 第2種換気方式では給気のみ機械で行われ、排気は排気口から自然に行います。 この方式は、給気能力よりも排気能力の方が低いことになり、室外の湿った空気が室内に残りやすく、「結露」の原因にもなるので注意が必要です。

ちなみに、一般住宅で採用されることはほとんどなく、工場のクリーンルームや病院の無菌室などで採用されています。

第3種換気方式

第2種換気方式とは反対に、第3種換気方式では 給気を給気口から自然に行い、排気は換気扇などの機械を使って行います。 機械による髙い排気能力があることから、第2種換気方式に比べて結露が起こりにくいというメリットがあります。

ただし、給気は自然に行われるので、装置による熱交換が行えず、室外の暑い・冷たい空気がそのままの温度で流入。その結果、エアコンの稼働にも頼る必要があります。なお、一般住宅で採用実績がもっとも多いのは、第3種換気方式の方式です。

 

以上の3種類を比較すると、24時間換気システムのなかで給排気ともに機械で行う第1種換気方式は、「電気代がどれほどかかるか」など不安な面もあるでしょう。しかし、 機械を使用しても消費電力としては小さいので、電気代は月々数百円で済むのです。 

24時間換気システムを設置しても、換気扇が不要になるわけではない

ここまで24時間換気システムの説明をしましたが、換気扇と何が違うのか、さらに気になった方もいらっしゃると思います。

24時間換気システムは「常時換気」と呼ばれ、ゆっくり時間をかけて室内の空気の入れ替えと循環を行うことが目的。対する換気扇は「局所換気」と言われ、浴室やキッチンなどの湿気が発生する場所や、臭気が発生するトイレにおいて、急速かつピンポイントで空気を入れ替えることが目的です。

このように目的が異なるので、 24時間換気システムを設置したからといって、換気扇が不要になるわけではありません。 むしろ、併用しながら生活することが望ましいと言えます。

森住建では第1種換気方式をおすすめしている

一般住宅の場合、第1種換気方式か第3種換気方式のどちらかを選択することがほとんど。導入時のコストはアップするものの、森住建では第1種換気方式をおすすめしています。

第1種をおすすめする理由

その理由はズバリ、 「光熱費のランニングコストを抑えられるから」 です。第3種換気方式はエアコンの稼働率が上がるので、必然的に光熱費もアップ。家づくりにおいて予算の折り合いがつくのであれば、ぜひ初期投資として第1種換気方式に予算をかけることでエアコンの稼働を減らし、毎月の光熱費を抑える方が長期的にお得だと考えています。

森住建では、マーベックス社(本社・東大阪市)の24時間換気システムを採用。同社の次世代換気システムとして開発された「Sumika Eco Series(スミカ エコ シリーズ)」は、「第1種熱交換型」で熱交換率が80%(90%の機種もある)。つまり、室外の気温が0℃で室温が20℃の場合、外気が熱交換により16℃になって室内に取り込まれます。 外気が温められた状態で室内に入ることで、寒い日でも急激に室温が下がることはありません。 これにより、エアコンの温度も上げずに済むというわけです。

このような熱交換率は、業界でもトップクラス。お客様の省エネライフを強力にサポートしてくれるでしょう。

さらに森住建では、「夏は涼しく、冬は暖かい家」を実現する設計手法「パッシブデザイン」を取り入れることも可能です。ぜひ、第1種換気方式を組み合わせて、 ワンランク上の過ごしやすさを感じてみてはいかがでしょうか。 

内藤和輝

プロフィール

内藤和輝設計事業部・新築設計課

大学の建築系学科を卒業し、ゼネコンに入社。施工管理職として勤務したのちに設計事務所へ転職し、住宅設計業務の基礎を学ぶ。「お客様にとことん寄り添い、建てた後も良好な関係を築いていく」という考え方に共感したことが決め手となり、2020年11月に森住建へ入社。なお、パンやベーコンを自ら作るほど料理好きで、お客様とはキッチンの話でかなり盛り上がることも。

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